釜山ホット情報| 釜山のトレッキングコース「カルメッキル」

2015年04月24日

カルメッキル韓国済州島の「オルレッキル」をご存知の方も多いでしょうが、釜山にも「カルメッキル」なるものがあります。

「カルメッキル」の「カルメ」とは「カモメの」、「キル」は「道」をさしていて、「カモメの道」という意味なのです。釜山はご存知の通り海に面していて、河口や海辺にはたくさんのカモメが飛んでいます。そのカモメの飛び交う姿を見ながら歩けるトレッキングコースとは素敵ではありませんか?

「カルメッキル」は全部で9つのコースがあり、合わせると263.8kmになります。各コースは無理なく歩けるように2~3つの区間に分かれ、全体では20区間になります。海辺や川、時には山の中、そして都心をつなぐコースは区間別で5.7kmから23 kmまであり、普通に歩くと短い区間は2時間、長い区間は8時間かかります。平地を歩いたり、アップダウンのあるコースもあり、体力に合わせて選べますが、どこもこの時期ヒーリングにぴったりの観光地として人気を集めています。特に2012年からは「カルメッキル」をテーマにしたウォーキングイベントがほぼ毎年開かれていて、家族単位で参加する人が増えているそうです。

たとえば、3月28日には桜をテーマにした「洛東江桜並木ウォーキング大会」、4月21日「朝鮮通信使の行程をたどる友情ウォーク」、5月10日「ダイヤモンドブリッジ(広安大橋)ウォーキング」など、簡単な申し込みで参加することができるイベントが毎月あります。みんなで歩いて、持参のお弁当を食べながら抽選イベントや公演を楽しみ、再びウォーキングを楽しむという人気を集めています。

特に「朝鮮通信使の行程をたどる友情ウォーク」、日本では「21世紀ソウル‐東京友情ウォーク」といわれています。2007年から始まって今年で5回目になり、釜山でのウォークが4月21日になります。釜山ではこのウォーク隊が到着した時は、歓迎セレモニーがされ、国交正常化50周年を迎えた日韓関係の中で意味深いものとなりそうです。

これは釜山だけで行われる行事ではなく、4月1日にはソウルを出発し、5月22日に東京にゴールするというもので、ソウルから釜山までは歩き、釜山から高速船で対馬、壱岐に寄り、 博多からは貸し切りバスで朝鮮通信使ゆかりの地、下蒲刈(広島・呉)、鞆の浦(広島・福山)、牛窓(岡山・瀬戸内)をめぐり、大阪からは再び歩いて東京に向かいます。日本側の関係者のお話ではウォーク隊の飛び入り参加は大歓迎だそうです。

さて、この「カルメッキル」、本当に「カモメ」が飛んでいるのでしょうか。9つのコースの中でも一番人気がある「2コース」の「二妓台(イギデ)」を中心にしたコースは、カモメも飛び交っています。外国人観光客にも歩きやすく、釜山のシンボル五六島(オリュクト)や、広安大橋(クァンアンデギョ)、海雲台(ヘウンデ)もよく見え、週末だけでなく平日でもたくさんの人が訪れています。

この2コースのカルメッキルにチャレンジされたい方は、南区にある二妓台公園のトンセンマルあるいは中間にあるオウルマダンという広場から五六島方向に歩いて行くといいでしょう。海辺なので波の音を聞きながら歩くのは気分爽快です。ここは海沿いにまっすぐ歩いていけばいいので分かりやすく、道もよく整備され、「カルメッキル」特有の道しるべも見かけられます。

ほかにも釜山市内の洛東江沿いを河口堰から亀浦(グッポ)駅まで歩く13.2kmの6コース、水営江の上流から河口に向かい、「映画の殿堂」など最先端の大規模な建物を横にしながら水営湾に出る7kmの8コースがウォーキングしやすく、少し遠出をして林浪(イムナン)海水浴場から機張(キジャン)郡庁までの12.2km、機張郡庁からお月見の名所「タルマジコゲ」までの21.4kmの区間を合わせた1コースも釜山らしい海岸線を歩けて楽しいです。途中で出会うのどかな漁村の風景、斬新なデザインの灯台、家の塀に描かれた地域アーティストの壁画も見どころのひとつになっています。

今年も釜山では、5月1日から3日まで「朝鮮通信使祭り」、8月1日~5日「釜山海祭り」、8月7日~8日「ロックフェスティバル」、10月1日~10日「釜山国際映画祭」、10月23日~24日「釜山花火大会」と、日本の観光客の皆さんはもちろん、海外からたくさんの方が訪れる大規模なイベントが目白押しです。ぜひ、交流の輪を広げて相互に楽しく行き来できるような年にしていきたいですね。

Pocket

関連する記事はこちら

55

釜山ホット情報 恒例、今が旬、ズワイガイを食べに釜山へ行こう!

 この時期恒例となった釜山観光公社と韓国観光 公社が支援する「今が旬!釜山機張カニ」イベ ントが今年も行われます。期間は11月から来年の3月31日までで、無料のシャトルバスも一日2回、釜山駅を出発し、海雲台を経由して機張(キジャン)市場まで運行しています。このイベントに参加してい…続きを読む

8dc6bbc7c792bc2e0ac8bd1cc66801d2-150x150

韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㉕ 榮州・浮石寺

韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㉕ 榮州・浮石寺  北の大地からアニョハセヨ! 前回のコラムで新羅時代の名僧「義湘(ウィサン)」が建立した海印寺(ヘインサ)をご紹介したので、今回も義湘に関する伝説が残るお寺を紹介したいと思います。  ソウル江南の高速バスターミナル(セ…続きを読む

명태덕장-백촌_(2013_1_4)_002

韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」 ㊶ 明太と平和~高城郡

 冬の足音が近づいてきた北の大地からアニョハセヨ! 先日、夜景で有名な函館の隣町で、道内有数のスケトウダラの漁獲量を誇る鹿部町(しかべちょう)で特産品のたらこに舌鼓を打ちながら、スケトウダラに思いを馳せてきました。 北海道ではスケソウダラと呼ぶこの魚の韓国での一般的な呼称は「明太…続きを読む

ムルタッカルビ

韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」 ㉙ 「水」のまち~太白市

 雪も解け、白樺の木肌の白さが目立ち始めた北の大地からアニョハセヨ。韓国ではあまり見ない白樺の木ですが、江原道には多く自生しています。今回はそんな江原道の太白(テベク)市と郷土料理「タッカルビ」をご紹介いたします。 太白市は東ソウルバスターミナルから約3時間半、6時から23時まで…続きを読む

바닷길사진

瀧口恵子の珍島物語 | 珍島神秘の海割れ「秘話」

さあ皆さん、いよいよ珍島神秘の海割れのシーズンがやってまいりました。 今年2018年のお祭りは5月16日から19日です。上の写真は海割れの場所の上空写真です。手前が珍島の回洞(フェドン)村で、上の左端が金湖島(クモド)、右の下が「あちら茅島里まで~」の茅島(モド)です。細かく説明…続きを読む

2018-가작-최남순-해운대-북극곰-수영축제s

釜山ホット情報 | 知っておくと便利! 釜山のお役立ち情報

日本から一番近い外国。福岡からは日帰りでも充分に遊べるのが釜山の魅力の一つです。 最近は特に韓流ブームの影響も受けてか、昨年よりずっと、日本人観光客の方を見かけるぐらいです。皆さん、スマートフォンを片手に楽しそうに街めぐり。ソウルに比べて情報がまだまだ少ないですが、フェイスブック…続きを読む

jindo

瀧口恵子の珍島物語 | 珍島神秘の海割れ

 はじめまして。韓国の珍島(チンド)に住んでいる瀧口恵子と申します。現在は珍島郡庁の観光文化課に勤務しています。役所勤務ですから日本籍では採用できないとのことで帰化しました。韓国名はヨングヘジャ(瀧口恵子)です。 韓国にきて早くも30年の歳月が流れ(!)なんで山梨出身、富士山の麓…続きを読む

八公山

韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」 ㉛ 八公山~願いを一つ叶えてくれる山

 北の大地からアニョハセヨ! 韓国でのセンター試験である「修能(スヌン)が11月に迫っています。韓国の受験生のみなさん、ファイティン! さて、合格祈願といえば、日本では学問の神・菅原道真が奉られている大宰府に代表される天満宮などが思い浮かびますが、韓国では「願いを一つ叶えてくれる…続きを読む


東海岸圏経済自由区域01
東海岸圏経済自由区域02

  • travel agence