釜山ホット情報|「自然がいっぱい西釜山へ出かけよう~!」
多大線開通で大噴水へも12分
西釜山の観光地といえば、乙淑島(ウルスクト)渡り鳥の飛来地、多大浦(タデッポ)海水浴場、洛東江(ナクトンガン)沿いの公園などが思い浮かびますが、都心からのアクセスが不便で、中でも多大浦海水浴場にある大噴水はなかなか行くことができませんでした。しかし、都市鉄道1号線の延長となる多大線が4月20日に開通したことにより、バスでは40分かかっていたのが、わずか12分程で行けるようになりました。
釜山の中心地西面(ソミョン)からこちらの多大浦海水浴場駅まで40分。しかも大噴水は駅のすぐ近くです。
さてこの大噴水ですが、世界最大の音楽噴水といわれ、いろいろな音楽に合わせて噴水が踊り、それをカラフルな照明が照らすなど、幻想的な噴水ショーを4月中旬から10月まで、毎晩見ることができます。4月と9月、10月は19時半と20時半、5月から8月までは20時と21時から約20分間幻想的な音楽噴水ショーを観覧することができます。(月曜は休み)
多大浦は洛東江の河口にあることから、広々とした砂浜がとてもきれいで、家族連れの海水浴客もたくさん訪れます。近くには没雲台や散策路、天然産のお刺身が自慢の刺身店、メクラウナギの美味しい店もあり、今まであまり知られてなかった自然いっぱいの西釜山の姿に触れることができます。
松島海水浴場を空中散歩海上ロープウェイ
西釜山のもう一つの新しい名所「プサンエアークルーズ」。1964年、韓国初の海上ロープウェイとして運行を始めた「松島(ソンド)ロープウェイ」が29年ぶりとなる今年6月、新たに運行を始めます。松島海水浴場の沖を東西に横切るこのロープウェイは全長1・62㎞、最高86mの高さまで登っていき、特に床がクリスタルのキャビンもあり、スリル満点の海上空中散歩が楽しめそうです。
ますます楽しさいっぱいの釜山ですが、4、5月は本当にたくさんのお祭りやイベントがありました。まずその皮切りとなったのは、「機張(キジャン)イワシ祭り」で、念願のイワシの刺身を味わってきました。感想は?もちろん「この美味しさ、忘れられない~!」。「朝鮮通信使祭り」は、今年ユネスコ世界記録遺産への登録が期待されており、例年以上に海外のマスコミが来ているのが目立ちました。メインの龍頭山(ヨンドゥサン)公園には朝鮮通信使が通った縁の地を紹介する展示ブースや、朝鮮通信使をテーマにした体験ブース、フェイスペイントなど、子どもたちが楽しそうに参加していました。
次に行った「甘川(カムチョン)文化村路地祭り」では、村のあちこちで見られる、魚の矢印を色塗りするなど(3,000ウォン)、路地祭り独特のテーマを行かしたブースや昔懐かしい食べ物の露店がたくさん並び、どれもみんな寄ってみたい衝動にかられました。そして「広安里(クァンアンリ)漁坊祭り」では、広いビーチを4つに分け、それぞれの砂浜で同時に繰り広げられるパフォーマンスがとても興味深かったです。中でも「漁坊地引網」は100人以上も砂浜の舞台に登場し、水営(スヨン)地域に伝わる昔話を壮大なミュージカルで演出し、関心を集めていました。慶尚左水使の行列や水営野遊、マルトゥギの舞なども、合わせてご覧いただきたいものです。
スタンプツアーで手鏡ゲット
話題豊富な釜山へお越しの際は、広安里や海雲台、光復路、タルマジ、ヘパランギルの観光案内所、ヌリマルAPECハウス、映画の殿堂などへ立寄り、スタンプをぜひ集めてみてください。スタンプ1つから3つまでは、それぞれの名所がデザインされた手鏡が、4つ以上はタンブラーが案内所でもらえます。そのパンフを持参すればシティツアーバスBUTIも5千ウォンの割引になりますよ!
日本から一番近い外国、釜山。釜山にいらっしゃって、リフレッシュしてください!
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