釜山ホット情報 | 知っておくと便利! 釜山のお役立ち情報
日本から一番近い外国。福岡からは日帰りでも充分に遊べるのが釜山の魅力の一つです。
最近は特に韓流ブームの影響も受けてか、昨年よりずっと、日本人観光客の方を見かけるぐらいです。皆さん、スマートフォンを片手に楽しそうに街めぐり。ソウルに比べて情報がまだまだ少ないですが、フェイスブックやブログでもたくさんの体験談が上がっているのを目にします。さて、今回は釜山市周辺の美味しいお店と来年の耳より情報、イベントについてご紹介します。
釜山市役所近くには穴場の店がいっぱい
釜山の美味しいお店はやっぱり海雲台(ヘウンデ)や南浦洞(ナンポドン)、西面(ソミョン)などに集中していますが、釜山市役所の近くは実は穴場でたくさんの美味しいお店があります。平日の12時から13時の間は一斉に職員が周辺の飲食店に向かうのでたいへん混雑しますが、13時を過ぎると静かになるので時間をずらして行かれるのがいいでしょう。
普段私たちが利用しているのは家庭料理のようなおかずがずらりと並ぶ「チャンスッコル」、テナガダコとむき海老、モツなどを甘辛いソースで炒めた「オンマナクチ」、スケトウダラの甘辛い煮つけが美味しい「プジャチッ」、カワニナがたっぷり入ったエゴマのスープが美味しい「サムジェ」、蒸し餃子の専門店「ミョンインマンドゥ」などなど、その数は限りありません。だいたいお値段は7千ウォンから、ほとんどの店が一人でも入れます。さっぱりしたフグのスープが食べたいという方には「テボクチッ」もお勧めですね。金曜日の夜ともなると市役所裏側の路地には日本語の看板を掲げた居酒屋や高級料理店が夜遅くまで営業しています。
困った時は観光案内所へ
釜山の人は日本に対してとてもフレンドリーで、日本語の地図を広げていると必ずといっていいほど、日本語で声をかけてくるほどです。
しかし、シティツアーバスや各種のお店、観光地の説明をしてくれる文化観光解説士、観光タクシーの予約など、どうしても日本語では通じにくい施設がたくさんあります。そんな時は釜山各所にある観光案内所をご利用ください。南浦駅すぐの案内所(051-253-8253)や海雲台海水浴場の案内所(051-749-5700)にはたいてい日本語の通じるスタッフが勤務しています。観光や宿泊、落し物や現地情報、予約のやり取り、困った時にすぐに対応してくれるのが地元の観光案内所ですね。また、韓国観光公社の案内電話1330番は、24時間、観光通訳案内士が答えてくれます。
日本語での目的地検索はネイバーマップで
釜山で目的地を探す時は、地図アプリ「ネイバーマップ(map.naver.com)」が便利です。設定を日本語にしていると地図でも日本語で目的地が表示され、出発地から目的地までの移動方法も分かります。韓国語と日本語両方での検索が可能で、今後もっと便利になっていきそうです。
都市鉄道を利用して一日中観光したいという方には、1日券がお勧めです。4回以上都市鉄道を利用する場合はこちらが断然お得で、1枚5千ウォン。一日中距離や回数の制限なく利用できます。都市鉄道駅にある乗車券販売機で販売していて、釜山‐金海(キメ)の軽電鉄と東海線を除いた釜山の1~4号線全線で利用が可能です。
釜山の冬のイベント
2019年度のイベント情報が少しずつ決まってきています。まず、10月恒例の釜山花火大会ですが、今年は11月2日になる可能性が高くなっています。理由は旅行会社からの要望が多いことと、多少寒くても空気の澄んだ11月にした方がきれいなためだそうです。釜山の花火は冬の風物詩となりそうです。12月31日の龍頭山公園の市民の鐘打鐘式を最後に今年の行事を終え、1月1日は海雲台での新年を迎えるイベント、真冬の海を大勢で泳ぐ1月5~6日のホッキョクグマ水泳祭り、2月中旬の旧正月を迎えて一番最初の満月に願い事をする「テボルム祭り」など冬のイベントも盛りだくさんです。
新年も釜山で皆様を温かくお迎えできるよう、最善を尽くしてまいりたいと思います。
関連する記事はこちら
Yuckyのうまうま大邱! ⑫ 行列のできる人気店「家族チョッパル」
最近発行された大邱の冊子に「肉食大邱」という言葉を見つけました。確かに大邱はチムカルビやマクチャン焼き、ムンティギなど、美味しい肉料理がたくさんあります。そして今回の題材もやっぱり肉です。いつ行っても行列の絶えない豚足の専門店をご紹介します。 そのお店は、防川市場(パンチョンシ…続きを読む
韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㉝ 慶南のテグ
北の大地からアニョハセヨ! 今年も12月に通訳の仕事でテグ(大邱)に行くことになりました。はい、テグは慶尚北道の中にあります。でも、なぜタイトルが「慶南」なのかって? 今回は、テグはテグでも慶尚南道・鎮海(チネ)湾で水揚げされる冬に美味しい「テグ(大口:タラ)」をご紹介いたしま…続きを読む
韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㊱ 2つの宝 ~全南・筏橋~
極寒の北の大地より、アニョハセヨ!仕事の合間の除雪で疲労も溜まりがちですが、疲労回復にはアミノ酸が良いとテレビで見て、アミノ酸が豊富でこの時期に旨い「コマッ(ハイガイ/灰貝)」が思い出されました。韓国で食べたコマッは、小さい割に肉厚で甘みさえ感じましたが、日本ではなんとレッドデー…続きを読む
釜山ホット情報 | 今こそ、報道されない釜山の本当の姿を見に来て
今年もたくさんのお祭りが開催される10月がもうすぐです。夏休み中は日本のお客様も街でよく見かけ、クルーズでいらっしゃったという日本人の観光客の皆様に遭遇。「普段よりもお店の方や出会う人が日本人とわかるとやさしくしてくれた」というお話をうかがいました。 しかしながら、…続きを読む
韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㊿ 営業時間は午前クジかラ! コレが長生浦・鯨文化特区
北の大地よりアニョハセヨ! 昨年末、日本は国際捕鯨委員会からの脱退と商業捕鯨再開という報道があり、様々な議論を呼びました。コレは興味深いと思い、日本の捕鯨の歴史を紐解くと、蔚山(ウルサン)の長生浦(チャンセンポ)という地名が出てきて、現在「コレ(=鯨)文化特区」になっているとのこ…続きを読む
瀧口恵子の珍島物語 | 珍島の倭徳山
日本には鳴戸海峡がありますね。潮流が音を鳴らすほど激しい海峡なので「鳴戸」と呼ばれていますが、珍島大橋の下を流れる海峡も「鳴梁(ミョンナン)」といい、広い海から一気に狭い海峡に潮流が流れ込み、以前は潮の流れが代わるたび珍島の中心地まで地響きがするほどだったそうです。 今から420…続きを読む
韓国旅行がもっと楽しくなる「キラリ! 名所」㉜ 釜山カルメギ…いえいえ、ムルメギです
北の大地からアニョハセヨ!そんな北の大地では、12月から韓国LCCのエアプサンが新千歳空港と釜山金海(キメ)国際空港の間を週3回の定期便が就航させるとのことで、北海道に住む韓国ファンの注目を集めています。大学を卒業してから4年間住んでいた釜山が、これで手軽に行けるようになるのか…続きを読む
日本でも、韓国でも広がる コリアトラベルの輪!
‘韓国大好き、ハングル サランヘヨ!’ 以前には近くて、遠い国といわれた韓国と日本。韓流ドラマや、韓国を紹介する番組がたくさん放送されているからか、最近、韓国が近くて近い国に感じるようになった方も多いのではないでしょうか。 おいしい本場の韓国料理に、美しくなれるエス…続きを読む