釜山ホット情報 | ロッテジャイアンツの野球を観に行こう!
あじさいの季節。釜山では6月末ごろ梅雨に入るので、それまでは過ごしやすいお天気が続きます。あじさいといえば太宗寺(テジョンサ)が有名ですが、この時期、パステルカラーのあじさいを背景に写真を撮ろうと、たくさんの人がお寺に訪れます。
そして今回のホット情報は、韓国プロ野球の伝え手として有名な室井昌也さんにラジオで釜山PRをしていただいたのですが、大手のメディアの方や人気のライターさんまでお招きしたツアーのご紹介をいたします。
ロッテジャイアンツのホームグランドで野球観戦
個人的には読売ジャイアンツの試合をテレビでよく観ていましたが、韓国で、しかも実際に見るのはとっても迫力がありました。飾らない釜山市民の姿、応援団と一体化した独特の応援がものすごく楽しいです。社稷(サジク)野球場は横浜球場をモデルに設計されたともいわれていて、開放感があり、緑の天然芝がきれいな球場です。中央のテーブル席や応援席は、週末の試合は一瞬にして売り切れるという人気振りですが、気楽に観たいという方には外野席もおすすめです。
球場は都市鉄道3号線の社稷駅1番出口を出て、徒歩10分、入場券は平日、週末と料金が違いますが、断然週末がお勧めです。
韓国野球やチケットの購入方法をはじめ、ツアーなどは室井昌也さんが運営されているサイトで詳しく紹介されています。ツアーもときどき組まれていらっしゃるようなので、ご関心をお持ちの方はぜひご覧ください。
http://www.strike-zone.jp/team_ticket.html
2泊3日の野球観戦と合わせた釜山観光
一日目、金曜午後に釜山に到着してホテルにチェックインした後は、ゆっくりと釜山グルメを味わいたいですね。韓国では、いえ、釜山でもやっぱり焼肉でしょう。骨付きカルビや味つきカルビを西面(ソミョン)や南浦洞(ナンポドン)でおなかいっぱい味わった後は、さっぱりした冷麺を。コシのある冷麺は冷たいスープでいただくのと、甘辛いソースをかけるビビン冷麺がありますが、どれもおすすめ。みそチゲや麺類が、焼肉の後は、量も少なめでリーズナブルに味わえるところが多いです。次はこの季節の夜景スポットへ移動しました。荒嶺山(ファンニョンサン)展望台、広安里ビーチのダイアモンドブリッチもきれいですが、今回は釜山タワーでプロジェクションマッピングの夏バージョンを鑑賞。タワーの展望台からは夜景だけでなく、プロジェクションルーム、トリックアートなどいろいろな見どころが増えていました。マッピングショーは午後8時半、9時半、10時半に約10分間行われます。せっかくの釜山の夜。これでホテルに帰るのはもったいないですね。西面などの繁華街では屋台も健在。釜山特有の魚肉をたっぷり使ったオムク(練り物)や海産物を肴に一杯。屋台のおばちゃんの片言の日本語での会話や、偶然となりに座った若い韓国の人と仲良くなったり、また違った釜山の魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
二日目の土曜日は、西面(ソミョン)で韓方体験。西面はメディカルストリートといわれ、外国人も通訳つきで安心して利用できる医療施設がたくさんあります。韓国ではみんな肌がつやつやしててほくろもなく、目もきれいなどと思われませんでしたか? そんな簡単な施術ができる皮膚科や形成外科、総合病院まで揃うのがこの通りなのです。今回は日本ではなかなか接する機会のない、普段の生活に取り入れられるハンバンすなわち「韓方医院」で「四象体質」の診断をしてもらいました。体質に合った食事、健康管理が大切であることを改めて実感し、お昼は釜山名物の海鮮鍋へ向かいました。
社稷野球場の周辺には有名な飲食店がたくさん。海鮮鍋は「アンヤンヘムルタン」という一見きれいなペンションにも見えるお店へ。ここはアワビ、海老、貝、カニなど大きめの海産物をオリジナルのスープでさっと煮込んでいただき、旨みの凝縮されたスープはご飯を入れ、チャーハンにして食べます。その後は球場へ。ロッテジャイアンツの応援団長はMCまで務め、チアガールもとってもかわいい。試合の合間にはキスタイム、ライティングタイム、ダンスタイムなど、楽しい景品イベントも盛りだくさん試合がとっても盛り上がって、気分転換におすすめです。終わった後も、選手の応援歌が頭を離れないほどです。そして欠かせないのが野球場グルメ。「チメク(チキンとビール)」はもちろん、スタンドの裏には「トッポキ」、「豚足」、「パッピンス(小豆氷)」の軽食やカリカリの「チキン」と「冷たいビール」。どれもこれも欠かせないですね。
三日目は、韓国最大の水産物市場、チャガルチに寄って、甘川文化村へ。お天気にも恵まれ楽しい釜山の旅を楽しみました。
6月の釜山。海水浴場も海雲台を皮切りに7月にはすべてのビーチが海開きし、本格的な海水浴のシーズンが始まります。
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