ソウルでは秋の風物詩? 「ソウル世界花火祭り」攻略法!

2019年08月26日

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 「たまや~!」浴衣を着て夜空に咲く花火を見上げるのは日本の夏の風情だが、韓国ではどうだろうか? 韓国の花火大会のメインシーズンは秋。韓国全土で多彩な地方祭りが開かれる秋に、全国的に名の知られる花火祭りが行われる。その代表が、ソウルの汝矣島で行われる「ハンファ・ソウル世界花火祭り」。華やかな花火が観客たちを待っている。

文/町野山宏記者

 

韓国の花火祭りの代表で、汝矣島漢江公園で行われる「ソウル世界花火祭り」。ハンファグループが主催して2000年から行われており、今年は10月5日(土)に開催される。ソウルの秋の風物詩ともいえるこのイベントは、いい場所で見ようとする人たちで毎年大混雑し、会場から帰るのもたいへんなほどだ。

何といってもその規模が見物。川辺の舞台で演奏される音楽をバックに、数万発の花火が打ち上げられ、昨年2018年には約10万発の花火が打ち上げられた。タイトルに「世界」という言葉が入っていることからも分かるように、日本、中国、イタリア、フランス、アメリカ、カナダなど多くの国から参加して、それぞれ独特の花火を披露する。世界からの花火だけではなく、もちろん韓国の花火がメインだ。特にハンファは今年、世界3大花火祭りの一つであるカナダのモントリオール国際花火祭りに韓国代表として参加し、大好評を受けた。

大規模な花火大会であるといってもソウルのどこからでも見えるわけではない。それに「明堂(風水地理において理想的な場所のこと。転じて最高のスポット)」と呼ばれる、観覧に最適な地域があるため、あらかじめ調べておく必要がある。花火を見るのにお勧めのスポットとしては、最高なのは「ゴールデンチケット」座席。この花火祭りは漢江に浮かぶ舟の上から打ち上げられるが、その舟の正面にある席で、イベントを通して獲得できる特別席。今年は9月2日にイベントが行われるため、それを狙う人は公式サイト(https://hanwhafireworks.bulggot.co/)をチェックしておこう。

その次によいのは汝矣島漢江公園マルチプラザ。花火を見る「明堂」として知られる場所なので、早めの場所取りが必要だ。その代わり、グローバルアーティストたちによる企画展が開かれており、花火と共にアートが楽しめる。

その次によいのは漢江に浮かぶノドゥル島。漢江鉄橋や63ビルディングを背景に花火を鑑賞できる。二村(イチョン)漢江公園も交通が便利で比較的近くで見えるため、写真を撮るに最高の場所だといえる。

鷺梁津(ノリャンジン)の死六臣(サリュクシン)公園や、仙遊島(ソニュド)公園、望遠(マンウォン)漢江公園、ハヌル公園なども観覧にいいスポットとして挙げられる。漢江沿いの公園だけではなく、高い山の上から見るのもお勧めの方法だ。南山公園や鞍山(アンサン)の烽燧台が人気だ。

このように花火が観覧できるポイントは多いが、そのぶん、観覧する人も多くなり、どこへ行っても観覧場所の競争率は高い。そのため、早めに行って場所取りをしておくのが必須だ。昼から場所取りをして座っていなければならないわけだが、各所でバスキングやトークショー、フードマーケット、フリーマーケットなどが行われるため、場所によっては待ち時間から楽しめる。
最後に花火祭りに参加する時に便利なヒントをいくつか紹介しておこう。

まず、涼しい場所に長時間座っていないといけないため、秋とはいっても防寒の備えが必要だ。すぐにはおれる上着やブランケットなどを用意しておこう。広めのレジャーシートや敷物も必須だ。昼間から場所をとって待つ場合、紫外線遮断のためのグッズを準備しよう。長時間待っている時間つぶしのための本やボードゲームなども準備しておいた方がいい。

祭りを楽しんだ後、ホテルに帰るための交通手段も前もって調べておいたほうがいい。祭りのために会場周辺の道路は車両通行止めになるだけでなく、観覧客の安全のためにバスや地下鉄が該当区間を通過する。事前にどの区間が通行止め、あるいは通過となるのかを調べて帰宅の道を調べておくことをお勧めする。

年に一度のイベント、万端の準備をすれば最高の思い出になるに違いない。

 

ソウル世界花火祭り

https://hanwhafireworks.bulggot.co/

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