国立中央博物館「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展
国立中央博物館「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展
-5月 29日まで、青磁象嵌唐草文盌など111点公開
高麗王室と貴族が使用した最上級の高麗青磁を展示する「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展が5月29日まで、国立中央博物館常設展示室の彫刻工芸館の青磁室にて開催される。
国宝115号である青磁象嵌唐草文盌をはじめ、総111点の遺物が公開される予定で、1966年国立中央博物館が全羅北道・扶安(プアン)郡柳千里(ユチョンリ) 12号窯の焼き跡から出土した高麗青磁が初めて公開され、1930年代に柳千里焼き窯を初めて発見した日本人学者 野守健氏の収集品の一部と、文化財収集家のイ・ホングン氏が寄贈した柳千里青磁の一部も同時に展示される。展示品らが完全な原形でない破片として、青磁の原形に合うように破片を配置したり、破片そのままにて展示され、完成品の青磁では味わうことはできない青磁の裏面まで見ることができることから高麗青磁ファンたちに特別な機会となるものと展望される。
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