韓国の仁川にある特別な博物館旅行
ご両親との時間旅行
水道局山タルトンネ博物館
展示されているものによって、そのイメージは異なるが、とにかく、博物館はその特有の語感から、気軽に楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすというイメージとはほど遠い。しかし、仁川市東区松現洞の水道局山タルトンネ博物館は楽しく時間を過ごせるところだ。
古いものに興味を持っている「若年寄り」も楽しく観覧できると思うが、若年層よりは高齢層のほうが楽しく感じることができるかもしれない。はじめて、ここに来た時
「次に来るときは、両親と一緒に来てみたいところだな」と思った。
その時代に、仁川タルトンネに住んでいた市民が、時間が経つにつれて、思い出がうすれていくのを寂しく思い、タルトンネがあった場所に何か意味のあるものを作ることはできないのかという考えから、博物館を作った。中・高齢層には過去の浪漫や懐かしさを感じることができ、若年層には一昔前のタルトンネの暮らしぶりを感じることができるのはと、水道局山タルトンネ博物館は始まったのである。
「母さん、ここ怖い。母さんがこんなところに住んでいたの?」
「いや、母さんじゃないよ。お婆ちゃんの時代かな?!」
一見みても子供は小学生の低学年くらいで、母親もまだ30代に見えた。しかし、子供は博物館の風景をみても、時代を十分に理解していないようだ。80年代と90年代の様子はメディアを通じて、よく紹介されているが、60年代、70年代はなかなか触れることができないからだと思う。
-
水道局山タルトンネ博物館
- 住所: 仁川広域市 東区 ソルピッ路 51 (松現洞)
- 交通: 地下鉄1号線 桃源駅から徒歩3分
- 利用時間: 9時~18時
- 入場料: 大人1,000ウォン / 小人500ウォン
- Web site : http://www.icdonggu.go.kr/open_content/museum/index.jsp
関連する記事はこちら
国立中央博物館「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展
国立中央博物館「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展 -5月 29日まで、青磁象嵌唐草文盌など111点公開 高麗王室と貴族が使用した最上級の高麗青磁を展示する「自然の歌、 柳川里 高麗靑磁」テーマ展が5月29日まで、国立中央博物館常設展示室の彫刻工芸館の青磁室にて開催される。 …続きを読む
京畿道が選定した‘2017年京畿道の10大祭り’
12月になり今年も残りわずかとなりました。桜祭りが真っ盛りだった春がつい一昨日のことのように思えるのに、今や年末の冬祭りが大盛況です。 京畿道では、四季折々の個性満点の31ヶ所の市・郡のすべてが祭りを多く開催するということで噂されています。来るべき2017年を迎え、京畿道が201…続きを読む
ドライブを楽しむ新しい方法 仁川BMWドライビングセンター
ドライブを楽しむ新しい方法 仁川BMWドライビングセンター 運転免許を持っている人なら誰でも一度ぐらいはガラガラの道路を走行するドライビングを夢見る。しかし夢と現実は違う。週末になると、高速道路は必ず渋滞している。週末が連休になる時は道路は駐車場になる。市内の幹線道路も事情は同じ…続きを読む
筆洞ストリートミュージアム
現代アートを路地で楽しむスタンプラリーに出発しよう 筆洞ストリートミュージアム 最近、韓国では都市再生が盛んに行われており、古い家屋をカフェやコミュニティースペースに改造して地域の再生に役立てる事業があちらこちらで見られる。鍾路区の益善洞(イクソンド…続きを読む
<撮れ立てレポート>韓国伝統料理研究所の外国人料理体験
食べるだけじゃ物足りない!作って味わう韓国料理 グルメ大国、韓国。韓国には今やおいしい料理を食べるという目的で来る日本人の観光客もいるくらいだ。実際に韓国に行ってみると、私たちが知らない料理がまだまだあり、新しい味に触れるたびにそのおいしさに感動してしまう。そんな韓…続きを読む
ユネスコ世界遺産の地で出会う新羅王国の遺産
ユネスコ世界遺産の地で出会う新羅王国の遺産 慶州に位置する貞洞劇場慶州が新作伝統音楽「讚耆婆郎歌」を通じて観客と出会う。新羅国の最精鋭武士である「花郎」として、最も勇敢だと噂される「耆婆」を主人公に、青年・耆婆が最精鋭武士として成長していく過程を、新羅の歴史と文化とを交えながら紹…続きを読む
<撮れ立てレポート>ゴージャスなマネーゲーム、「セブンラックカジノ」
今夜、幸運の女神と出会う。 ゴージャスなマネーゲーム、「セブンラックカジノ」 韓国の夜を楽しむ方法はいろいろある。高級なカフェやスカイラウンジでお酒を飲んだり、ソウルタワーに登って美しいソウルの夜景を満喫し、一晩で不夜城となる東大門ファッションタウンでは朝までショッ…続きを読む
国立中央博物館、「新安龍泉靑磁展」を開催
国立中央博物館、「新安龍泉靑磁展」を開催 -アジア館にて6月19日まで 国立中央博物館内にあるアジア館の新安海底文化財室にて6月19日(日)まで、新安沖の海底から発掘された龍泉靑磁をテーマにしたテーマ展が開催される。 龍泉靑磁とは、中国の呉・北宋の時代から清王朝まで浙江省南部の龍…続きを読む