馬山カゴパ菊花祭り ( 10月23日 ~ 11月1日 )
2015年10月23日~11月1日
http://festival.changwon.go.kr/gagopa/
今の昌原(チャンウォン)市は昔の馬山(マサン)市と鎮海(チネ)市が合併してできた、慶尚南道の道庁所在地だ。そのうちの元・馬山市は暖かい気候と地質、優れた技術の普及などによって、韓国を代表する菊の産地として知られる。馬山港では毎年10月に「馬山カゴパ菊花祭り」が行われ、港は菊でいっぱいになる。「カゴパ」とは「行きたい」という意味の韓国語だ。
会場となる馬山港の第1埠頭には10万点もの色とりどりの菊の花が咲き、市街地の全域には69万点の花が咲き乱れる。会場には韓国の農村風景やアニメのキャラクター、世界の名所などをかたどった菊の作品が並び、観光客たちはその前で記念撮影に忙しい。
菊の作品の中でも一番の見所は、毎年世界記録を更新してギネスブックに搭載されている菊の鉢で、「千香旅心(チョニャンヨシム)」という作品。なんと一株に1507輪の花を咲かせた大作で、多くの専門家の苦労の賜物だ。この「千香旅心」も祭り会場で見学できる、この花の前で願い事をすれば叶うともいわれている。
菊の花を見るだけでも満足できるが、「花より団子」という人には菊マッコリをお勧めしたい。また、菊のいい香りが楽しめる菊花茶など、菊を使った各種料理も祭り会場で楽しめる。
夜になれば会場はライトアップされて、昼間とはまた違う幻想の世界に浸ることができ、海上花火ショーも行われるため、天と地の両方の花が鑑賞できる。
菊の花だけでなく、馬山港ではクルーザーやヨット、カヤックに乗って馬山湾を回る海洋レジャー体験もできる。無料で体験でき、人気が高いため、事前に申し込んでおくことをおすすめする。
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