外信記者りうめいさん、原州リポート第二弾は秘境のグルメ!?

2019年03月28日

外信記者りうめいさんリポート第二弾!!

 

原州でご当地グルメ大賞に選ばれたお店を訪ねて

とても山奥まで行っちゃいました爆  笑

 

では、渾身の(?)リポートどうぞ!!

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

江原道の原州(ウォンジュ)では、毎年原州の代表料理大会というご当地グルメ開発に向けた大会があります。

2017年に大賞を受賞した自然派レストランが気になっていました、山奥にある一軒家レストラン「農夫家(ノンブガ)」です。원주관찰사밥상(原州クァンチャルサパプサン)という山の幸をたっぷりと使った定食を見て、このお店で食べてみたいなと思っていました。

 

しかしそのレストランは、車でないと行けない本当に山の奥にあります。体調をととのえてソウルから安全運転で向かいました。レストラン予約の時間に予定通り到着。

レストランの入り口には「郷土飲食・原州桑の葉ごはん」とありました。

この桑の葉ごはんはご当地グルメとして最近開発されたメニューで、原州市内でもぽつぽつと出すお店が増えています。このお店でも食べられるみたい!

 

 

 

 

 

本当にここで合っているのかしらと不安になるくらい静か、そして周りは山、山。人がいません。けれどもドアを開けるとオーナーがあたたかく出迎えてくれました。

 

 

 

 

とても落ち着く空間。ポジャギのカーテンがとても印象的です。

 

 

 

 

大賞を受賞した定食もよかったのですが、私と子どもの三人で食べるには量が多すぎることもあり、桑の葉ごはんをリクエストしたところ、江原道ナムルごはんとミックスさせた特別メニューを提供してくれることになりました。一人15000ウォンです(2019年3月現在)

 

まずは前菜

 

新鮮な野菜に、プラム酵素液・オリーブオイル・りんご酢で作ったオリジナルドレッシンクをかけたサラダ、桑の実(オディ)の寒天ゼリーに柚子ジャムと松の実をのせたもの、そして木蓮の花のお茶が出てきました。どれも大変ていねいな仕事ぶりが伝わってきます。感動しました。食事で心動かされるってなんて幸せなことでしょうか。

 

 

 

そして次々とおかずが運ばれてきました。

 

 

 

白キムチは中にパプリカと人参、大根が入っていて可愛らしい形に巻いてあります。となりにあるのは唐辛子のプガク(上新粉をつけてカラッとあげたもの)、その上がしいたけの軸とナスのナムル、そして生栗のキムチ。

 

 

 

 

桔梗の根を炒めて柚子ソースであえたもの、ごま油の香りが香ばしいブロッコリーの炒め物、そしてスケトウダラの皮のカンジョン(甘辛ソースで和えたもの)、コマク(赤貝)の唐辛子酢味噌がけはこどもたちに大人気。カンジョンは3回もおかわりしてしまいました。

 

 

 

 

 

7種類のナムルは山菜の名前をもう覚えていないのですが、心地よい苦味と滋味にあふれとても食べやすかったです。

 

 

 

 

このナムルをこの桑の葉と人参のごはんとよく混ぜていただきました。ごま油も大変香ばしく素晴らしいひとときでした、おおげさでなく。

 

 

 

 

 

わざわざソウルから、しかも外国人が、そして子ども連れということでいろいろサービスをしてくださいました。こちらは海苔のチヂミ。レンコンの歯ごたえと海苔のもっちりとした組み合わせが印象的でした。

 

 

 

 

どんぐりのムク(ゼリーのようなもの)を無農薬で育てた白菜と一緒にいただく箸休め。ナズナの唐辛子酢味噌和えがアクセントになっています。こんなにおいしいナズナの和え物を今まで食べたことがありません(大げさ)

 

 

 

そしてびっくりしたのがおこげです。こちらはカリカリの状態のものをそのまま取り出してくれたもの。お湯を入れていただくスンニュンのほうの香ばしさはこれまた初体験ものでした。

 

 

 

 

 

これも特別サービスで。外はカリッ、中はねっとりとした大学芋(韓国ではマッタンといいます)。かぼちゃの種のトッピングで香ばしさがさらにアップ。こちらも今まで食べていた大学芋って何?と思うような味でした。

 

 

 

 

 

もしいく機会があれば!おすすめです。わざわざ行ってよかった!と思える味でした。

 

農夫家(ノンブガ)농부가

강원도 원주시 부론면 사기막길 400

江原道原州市富論面サギマッキル 400

電話:033-765-3279

11:00〜22:00

予約要

Pocket

関連する記事はこちら

gw3

江原道で覚える韓国語 パート26

안녕하세요!!!   アンニョンハセヨ!!!   さあ、一週間の始まり 月曜日です!!   月曜日と言えば…   江原道で覚える韓国語     とことん江原道に関連する 江原道で使えちゃう 韓国語講座をお届けします!! …続きを読む

1

江原道麟蹄(インジェ)の歴史ある美しい麟蹄聖堂

江原道のDMZ(非武装地帯)の山を活かした街、麟蹄(インジェ) 今回は麟蹄のカトリック聖堂、麟蹄聖堂をご紹介します   (COPYRIGHT(C)  麟蹄郡 ALL RIGHTS RESERVED)   花に彩られた麟蹄聖堂 写真は春の時期に撮影されたものです…続きを読む

o0773058015126916315

江原道洪川(ホンチョン)の絶品お餅屋さん

韓国で一番面積が大きな郡、洪川(ホンチョン)は江原道の真ん中にあります⛰⛰ 今回はそんな洪川から、絶品のお餅屋さん『洪川餅ファーム』をご紹介 (COPYRIGHT(C)  洪川郡 ALL RIGHTS RESERVED) 洪川で収穫されたお米で餅作りを行う『洪川餅ファーム』 (C…続きを読む

13

江陵(カンヌン)溟州洞(ミョンジュドン)のお庭で休もう

江原道随一の観光都市、江陵(カンヌン) その江陵の旧都心のひとつである溟州洞(ミョンジュドン)は、数年前から綺麗なカフェが次々とでき、カフェ通りとしても有名になりました (COPYRIGHT(C) 江陵市 ALL RIGHTS RESERVED) しかし本日ご紹介するのはカフェで…続きを読む

o0810054014080909824

聖火が韓国にやって来た!

アニョハセヨ~ 昨日もご紹介しましたが、平昌オリンピック開催を目前して2018年1月18日仁川国際空港第2旅客ターミナルが公式開港します   江原道名誉外信記者Ruby@ソウルさんが今月の初め、オープン前の仁川第2ターミナルとそこに到着した平昌冬季オリンピックの聖火の様…続きを読む

3-2-1

外信記者りうめいさんの束草(ソクチョ)七星造船所リポート前編

今回は外信記者りうめいさんの、束草(ソクチョ)七星造船所のご紹介前編です 七星造船所とは、古い造船所を改造してカフェにした、束草の観光スポットにもなっている有名な場所です。 珍しいもの一つ一つを丁寧に解説してくれるりうめいさんのリポートをお楽しみください 江原道束草(ソクチョ)の…続きを読む

o1080107215197935470

2023年江原世界山林エキスポのボランティアを募集します

  江原道高城(コソン)、束草(ソクチョ)、麟蹄(インジェ)、襄陽(ヤンヤン)一帯で、2023年5月4日から6月6日まで開催される2023年江原世界山林エキスポの、国籍問わずボランティアの方々を募集です ■ボランティア募集期間 2022年11月1日~12月30日 ​■ボ…続きを読む

28

江原道洪川(ホンチョン)の景色が最高なサービスエリア

今回ご紹介するのは、江原道の真ん中洪川郡(ホンチョン)にある、景色が美しいサービスエリアです (COPYRIGHT(C)  洪川郡 ALL RIGHTS RESERVED)   こんな美しい光景を見ることができるサービスエリア、そこは華陽江(ファヤンガン)休憩所 (CO…続きを読む


東海岸圏経済自由区域01
東海岸圏経済自由区域02

  • travel agence