韓国で海辺にある有名なお寺といえば、釜山(プサン)から車で30分ほどの機張(キジャン)にある海東龍宮寺(ヨングンサ)、江原道襄陽(ヤンヤン)にある洛山寺(ナクサンサ)、休休庵(ヒュヒュアム、こちらは1997年に造られた仏閣のひとつ)などがありますが、東海(トンへ)にある甘湫寺(カムチュサ)は海辺にある小さなお寺。
こぢんまりとして雰囲気のよい隠れスポットです。
東海市の中心、鍾乳洞があることで知られる泉谷(チョンゴク)洞。ここから近い所に位置するのが甘湫海水浴場。ローカル感漂い、観光地化がそれほど激しくないのでゆったりとした気分になれます。
この海水浴場にあるのが、新羅51代の真聖女王の3番目の娘である善花公主(ソンファコンジュ)の伝説が伝わる甘湫寺です。
近所の有名な観光地も一緒に刻まれています。海水浴場は美しい日の出が見られる場所でもあるようです。
面白いのは、線路を渡って海岸沿いにある寺に行くこと。本当は立ち入り禁止で警告文の書かれた看板がものものしいのですが、ここを通らないとお寺には行けません(笑)
踏切はないので気をつけてわたりましょう。
プライベートビーチのような大きさの砂浜が迎えてくれます。
線路を渡り、階段を降りて右手にお寺があります。本当にまさに海!
お坊さんと寺の管理者らしき人が海岸で何やら作業をしていました。この日は風もなかなか強く吹いて波の動きが激しかったです。
波がけっこうな勢いで岩にあたり、水しぶきが体にかかってきます。このような入り口は初めてですね!滑りやすいので足元をよく見て渡って行きました。
(前編はココまで♬いよいよお寺の後編は5月29日公開予定です☺️)