新作映画「僕の中のあいつ」

2019年02月25日

영화리뷰_메인

영화리뷰_포스터 いわゆる「パンシャトル(パシリ)」となって、同じクラスの友達にいじめられているドンヒョン(ジニョン扮)。不細工で食いしん坊、その上小心者の彼は、いつもいじめっ子の友人の餌になっている。

今日もいつものように建物の屋上で同じクラスの友だちにいじめられて、屋上から墜落する事故に遭ってしまう。ドンヒョンが墜落した場所には、偶然その道を歩いていた、名門大出身で成功した暴力団組長であるパンス(パク・ソンウン扮)がいて、ドンヒョンとパンスは、強い衝突事故によって魂が入れ替わってしまう。

ドンヒョンの魂はパンスの体の中に、パンスの魂はドンヒョンの中に入るという信じられない現実に加え、ある日突然、10代の体を持つようになった40代の「アジェ(オジサン)」パンスは、ドンヒョンの生活を180度揺るがし始める。

当然、暴力団の組長でけんかの強いパンスは、学校に戻って不良学生たちを平定し、太った体も夏休みの間にダイエットとトレーニングを重ねた末、筋肉質のスリムな体型に変化し、女子高生たちの心までひきつける。

ただ、10代の体を持って愉快ではないが、悪くもない日常を送っていたパンスは、やがて自分と魂が入れ替わったドンヒョンだけではなく、ドンヒョンが好きだった同じクラスのヒョンジョン(イ・スミン扮)も同じく女子たちにいじめられていたことを知って衝撃を受ける。さらにヒョンジョンの母親が自分の初恋の相手だったミソン(ラ・ミラン扮)であることに驚き、ヒョンジョンもまた自分の娘であることを知って、初恋の相手と娘をいじめから救うための戦いを始める。

영화리뷰_스틸-(3)

映画「僕の中のあいつ」は、今ではありふれた魂が入れ替わるという素材を借用した学園物だ。日本でも一般的なのが魂が入れ替わるジャンルの映画や漫画だが、あえて差別性を見出すとしたら、性別が入れ替わるのではなく、年代が入れ替わるということ。正統な学園物のプロットに、暴力団の話と、昔の初恋と偶然再会するというラブストーリー、そして父性愛の感情まで添加して、過剰な要素によってややもすると退屈で、ありがちなストーリーではないかという懸念もあったが、興行は青信号。今年1月9日現在封切り8日にして観客100万を突破して、新年のヒット作街道を走っている。

最大の魅力は、映画の中の愛らしいキャラクターだ。特にアイドルグループB1A4出身のジニョンは、アウトサイダーでデブの高校生から、ヤクザが憑依した高校生までキャラクターを自在にこなす。スクリーン初主演にもかかわらず、長い演技の実力を持つパク・ソンウン、ラ・ミラン、キム・グァンギュなど演技派先輩たちと交わって、自分のカラーを吹きだして説得力をもって魂が入れ替わったパンスを完璧に演じている。特に「アジェ」のパンスの魂が憑依して格闘アクションを繰り広げ、大先輩であるラ・ミランとのキスシーンを含むロマンスを繰り広げる姿は、この映画の白眉だ。ジニョンは自分に与えられた役割を200%にやり遂げて映画を導いていく。

영화리뷰_스틸-(2)

予想外の可愛らしい演技をすることになったパク・ソンウンも見どころだ。映画「新世界」などを通じて暴力団の悪役キャラクターを演じた悪役専門俳優が、小心者の高校生の姿をある意味で気持ち悪い演技で表現し、映画の大きな軸を支える。

アシアナ航空のモデルとしても活動中のヒロインであるイ・スミンは、実際の女子高生の身分であるだけに、自分の服を着たように滑らかにヒョンジョンを演じる。魂が入れ替わってドンヒョンの体をしているパンスに愛の感情を感じ、パンスが自分の父親だとも知らずに好きになる姿がとても可愛らしい。

영화리뷰_스틸-(1)

魂が入れ替わるという素材、アイドル出身の俳優主演という先入観を持って「どこかで見たようなありがちな映画」と思ったら誤算だ。

一言でいうと、「僕の中のあいつ」はおいしくつくられた「コメディ定食」だ。食べた後に食べ過ぎた感もなくすっきりしている。後腐れもない。何度反芻しても笑いは有効である。幼稚だといってばかにしたいけれど、笑わずにはいられない宿命的な映画、それが「僕の中のあいつ」だ。

Pocket

関連する記事はこちら

엑소_콘서트

EXO、11月に高尺ドームで4回目の単独コンサート開催

 EXOが11月、ソウル高尺スカイドームで待望の4回目の単独コンサートを開催する。EXOは11月24~26日の3日間、ソウル九老区に位置する高尺スカイドームで4回目の単独コンサート「EXO PLANET#4 -TheEℓyXiOn- 」を開催する。EXOは、2015年10月、韓国…続きを読む

ビースト

「カムバック」ビースト、8つの韓国音源チャートで同時1位に

 5人組になって帰ってきたビースト(ユン・ドゥジュン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ヨン・ジュンヒョン、ソン・ドンウン)がオールキル神話を書き換えた。7月4日0時、各音源サイトを通じて公開されたビーストの3枚目の正規アルバムタイトル曲「リボン(Ribbon)」は、メロン、Mネット、…続きを読む

지금만나러갑니다

ソ・ジソプ、ソン・イェジン主演「いま、会いにゆきます」クランクイン

 ソ・ジソプとソン・イェジンが出演する映画「いま、会いにゆきます」がクランクインした。映画「いま、会いにゆきます」(仮題)は、1年後の雨の日、再び戻ってくるという信じられない約束を残してこの世を去った妻スア(ソン・イェジン扮)が記憶を失ったまま、夫ウジン(ソ・ジソプ扮)と息子の前…続きを読む

영화리뷰_메인

新作映画「神と共に‐罪と罰」

楽しさと感動を兼ね備えた地獄の旅 見たことのないあの世の世界が目の前に   人は皆、死ぬ。しかし死後の世界、あの世のことは誰も知らない。韓国最大のポータルサイトであるネイバーで連載されたチュ・ホミン作家のウェプトゥーン「神と共に」は、仏教信仰に語り継がれていた韓国の地獄…続きを読む

兄貴

新作映画「兄貴」

  失明した柔道国家代表と前科10犯の詐欺師の「ブロコメディー」  韓国映画界で「ブロコメディー」という言葉が話題になっている。聞きなれない言葉かもしれないが、映画「兄貴」を修飾する言葉と分かればピンと来る人もいるだろう。そう、男同士の近しい関係のことをいう「ブロマンス…続きを読む

아이콘_일본투어

「B. I脱退」アイコン、6人組で日本ツアー進行

 アイコンが6人体制で活動を続けることとなった。リーダーのB. Iが薬物使用疑惑によって脱退したアイコンは、ボビー、ジナン、ユニョン、ジュネ、ドンヒョク、チャヌの6人組で、7月に開始した日本ツアーを正常に消化する予定だと所属事務所であるYGエンターテイメント側が明らかにした。 ア…続きを読む

아이즈원_데뷔

アイズワン「ラビアンローズ」でK‐POP界デビュー宣言

 エムネット「プロデュース48」で誕生した期間限定の超大型ガールズグループ「アイズワン(IZ * ONE)がデビュー曲「ラビアンローズ」で魅惑的なK‐POP歌謡界デビューを宣言した。アイズワンは10月29日、主要オンライン音源サイトを通じて初のミニアルバム「カラーライズ」(COL…続きを読む

nothumbnail

「オールキル」ミス・エイ、大ヒットの予感

 ガールグループ、ミス・エイ(Miss A)の新曲である「他の男じゃなくあなた」への関心が熱い。発表から2日間、ヒットチャートのトップを保ちながら、大ヒットの兆しが見られている。 ミス・エイは、先月30日に7番目のプロジェクトアルバム「カラーズ(Colors)」を発表しながら本格…続きを読む

東海岸圏経済自由区域01
東海岸圏経済自由区域02