事前に訪ねる江原道・名品旅行「Hello! 2018平昌」

2016年07月13日

江原道海列車

韓流の聖地から歴史名所、ウィンタースポーツ体験まで…
旅行の白眉は江原道に!

 

 心を休ませ、自分自身を振り返る非日常的な時間を過ごしたい。人々が旅行にかける素朴な動きだ。この願いにこの上なくふさわしいのが、他でもない韓国最高の清浄な自然観光地として名高い江原道だ。自然の風景としては、韓国で最も清く美しいといっていい。高い山と青い海が目を楽しませてくれ、その楽しさに心と体は自然に治癒されるので、リフレッシュの地・江原道の魔法に人々は歓声と賞賛を惜しまない。楽しみは大自然で終わらない。世界の人々が熱狂する韓流の聖地と、近づく2018年に開催される冬季オリンピックの舞台まで、江原道にすべてあるため、最も韓国的で、最もトレンディな旅行を探す人に江原道は最高の選択となる。
文/李相直記者
ソウルから東に90分余り、仁川空港からだと3時間で到着する。江原道は秀麗な国立公園と青い海に囲まれた天恵の土地。数百年前の朝鮮時代から絶景の地として仰がれてきた。これらの魅力は、長い歳月が経った今でもそのまま受け継がれ、旅行者を誘惑する名所となった。

2018平昌オリンピックロード このような江原道を楽しみたい外国人観光客にとってたいへん嬉しい旅行コースが誕生した。韓国政府文化体育観光部が主催した全国の自治体公募を通じて、江原道が堂々とタイトルを獲得した「ハロー! 2018平昌」は、外国人観光客のための特化コンテンツを含んだ江原道ならではの魅力を詰め込んだグローバル・ローカルの旅行コースだ。何よりも江原道の観光の魅力を多彩に楽しむことができるのが最大の特徴である。冬季オリンピックのテーマをはじめ、韓流や伝統文化、体験旅行、そして祭りに至るまで、豊富な特化プログラムが満載なので、江原道の魅力を探したい人には最適だ。

 

冬季五輪の舞台の後ろには平昌の観光スポット満載

 

グローバルローカル旅行コース「ハロー! 2018平昌」のメインテーマは、断然オリンピックだ。2018年に開催される平昌冬季オリンピックの舞台を一足先に楽しんで、開催都市である平昌とその周辺の魅力的な観光地を一緒に巡ることができる、江原道旅行のコアコースとして遜色がない。

アルペンシア 平昌冬季オリンピックの感動を一足先に楽しみたいなら、オリンピックのメインスタジアムであるアルペンシアリゾートがお勧めだ。アルペンシアリゾート(www.alpensiaresort.co.kr)は、江原道平昌大関嶺の自然と調和した韓国最高・最大の高級リゾート。海抜700mに位置し、江原道が誇る美しい自然風景に加え、国際的レベルのウィンタースポーツの聖地として名高い。

江原道が冬季オリンピックを準備して心血を注いだ施設であるだけに、規模も施設もマンモス級だ。冬季オリンピック基準の巨大なスキーリゾートでは、江原道の天然パウダースノーを冬のシーズンを通して楽しむことができ、韓国最大規模のウォーターパークである「オーシャン700」では、四季を通して様々なウォーターアトラクションやスパコースも満喫することができる。ゴルフコースも27ホール規模のトルーンCCと18ホールのパブリックコースであるアルペンシア700GCの2ヵ所がオープンしてゴルファーを迎える。

最大の見所は、やはり冬季オリンピックの象徴ともいえるスキージャンプ競技場である。地上90mにそびえ、アルペンシアリゾート全体を眺望するジャンプ台は、空にそびえるバベルの塔のような威容を示す。何よりも実際にモノレールに乗ってスキージャンプ台の最上階の展望台まで登ることができるので、平昌冬季オリンピックの感動を一足先に満喫したい人には絶好の体験となる。

スキージャンプ台の頂上まで、実際の選手が利用するモノレールが、観光客を対象に運行している。6千ウォンのスペシャルチケットを購入すると、実際の選手がジャンプする最も高い位置であるK98スタジアムまで上がることができる。

モノレールに乗って上る間の風景が格別だ。だんだん遠ざかるアルペンシアリゾートの景色と一緒に美しい大関嶺の山並みを地上90mまで上がる間に見ることができ、楽しさとスリルは遊園地のアトラクションに劣らない。

モノレールを降りてからはまさにスリルそのものだ。モノレールが位置する塔からスキージャンプ台まで、床がそのまま下が見える鉄製構造物となっており、足の下に遥か地が見渡せ、風まで強く吹いて恐怖感をあおるので、初夏の暑さまで忘れさせてくれる。

展望台にはフォトゾーンもある。スキージャンプ選手になってスキージャンプ台を滑降する名場面を写真で残すことができるので、冬季オリンピックの地を訪れた記念写真を残すにも最適だ。

アルペンシアから遠くない仏教寺院・月精寺や、大関嶺の三養牧場もオリンピック開催都市・平昌の欠かせない名所だ。

月精寺 月精寺(woljeongsa.org)は今から1400年前の643年に創建した、韓国仏教の本山とされる寺院。何よりも月精寺に向かう道が名物だ。参道が始まる一柱門から月精寺の玄関となる天王門まで約1㎞のモミの道がそれで、一抱えもするようなモミの大木1700本が並び、最高樹齢を誇る木は400年近くになるため、仏の世界に通じる道らしい神秘を伝える。

天王門から始まる月精寺本堂は、韓国仏教寺院の典型的な姿を見ることができる。本堂である寂光殿の庭の前には「八角九層石塔」がその美しさを誇り、その向かいにある「鐘楼」には、太鼓と巨大な鐘が威容を見せ、韓国仏教寺院の節制された情緒を耽美するにふさわしい。

月精寺をより深く楽しみたい旅行者なら、月精寺テンプルステイをお勧めしたい。1泊2日の日程で韓国仏教の伝統の精進料理体験、108拝の参禅、早朝礼拝などを通して心身を癒すことができる貴重な体験を提供する。テンプルステイの料金は1泊2日コースで8万ウォン。

三養牧場 家族と共に軽いヒーリングをしたいなら、大関嶺の三養牧場(www.samyangranch.co.kr)がお勧め。三養牧場は韓国有数の食品企業である三養食品が運営する、総面積600万坪の韓国最大の観光牧場だ。広大な牧場に乳牛や韓牛、羊、ダチョウなどの動物が放牧されており、牧場全体を網羅する4.5㎞の散策路があり、牧歌的な風景をゆっくりと満喫できる。チャ・テヒョン主演の映画「恋愛小説」とソン・スンホンとソン・ヘギョ主演のドラマ「秋の童話」の撮影地も牧場にあり、ファンには必見の場所だ。

 

美しい海に沿って韓屋旧宅&海列車が誘惑

 

冬季オリンピック開催の地・平昌を見たといって、名品グローバル・ローカル観光コースである「ハロー! 2018平昌」のお楽しは終わりと考えては困る。平昌と隣接する江陵を拠点に、伝統と美しい海の絶景を満喫するコースがまだ残っている。

船橋荘 江原道は端正な韓国伝統美と出会うことができるコースが散在する。東洋的な江原道の自然に加えられた伝統韓屋の風景は、一幅の東洋画となって伝統美の真髄を披露する。目の前に青い海が広がる江陵にある船橋荘はその代表格だ。

船橋荘は朝鮮後期の上流層である士大夫(サデブ)の家屋。当時、朝鮮時代には王を除いては、いくら位が高くて金持ちでも、建てられる家の大きさが制限されていたが、船橋荘はその限界値である99間(柱と柱の間が1間)の韓屋として建てられた最上流層の古宅だ。船橋荘という名前は、土地の形が船首に似ているとして付けられ、夫人が住むアンチェ、夫が住むサランチェ、使用人たちが使うヘンランチェ、嫁が住むビョルダン、軽食を楽しむ亭子など、朝鮮時代の上流層の典型的な韓屋の形式を目で確認することができる。

江陵まで来たら、美しい海岸線に沿って走る名物の海列車に搭乗しなければ惜しい。海列車(www.seatrain.co.kr)は、特室2室、一般室1室、家族室1室、合計4両の列車で構成されている観光専用列車で、江陵を起点として、正東津、墨湖、東海、湫岩、三陟ビーチ、三陟駅とつながる江原道一の海の絶景を満喫できるアトラクションだ。

なんといっても青い海の絶景がすばらしい。特に1両目と2両目は、特室に映画館のカップルシートのような形で窓側に向かって座席が設けられ、映画館のスクリーンのような窓に広がる景色は、どんな絵画よりも美しい。

海列車は江陵〜三陟駅区間のどこからでも乗り降りでき、1日3回(5月〜8月、それ以外は1日2回運行)江陵駅を10時24分、14時10分、17時20分に出発する。往復3時間以上のゆったりとしたコースで、特室基準1人1万5千ウォンで江原道の海の絶景を手に入れることができるため、楽しまなければ損だ。

 

「太陽の末裔」撮影地でドラマの感動を満喫

 

江原道への旅のテーマとして欠かすことのできないもの、それは他でもない、韓流だ。特に韓国では今年4月に放映終了したドラマ「太陽の末裔」の主なロケ地がここ江原道に位置するので、「太陽の末裔」のファンを自認するなら江原道旅行は選択ではなく必須だといえる。

ドラマ「太陽の末裔」の撮影地は江原道の南部圏に位置する太白市と旌善郡にある。太白市と旌善郡は、1960年代の後半から韓国の近代産業基盤を築いた炭鉱で栄えた都市で、今では廃鉱となった太白韓宝(ハンボ)炭鉱と旧三陟炭座の廃鉱施設を文化芸術空間に変貌させた三炭アートマインにて撮影されており、ドラマの名場面をこの目で確認できる。

韓宝炭鉱と三炭アートマイン

太白韓宝鉱業所では、ソン・ジュンギとソン・ヘギョのカップルが愛を確認する名場面と太白部隊の隊員が訓練する多数の場面が撮影された。

韓宝鉱業所の撮影地は2ヵ所に分かれている。炭鉱の1鉱区では、地震で発電所が崩壊する災害のシーン、ドラマのメインポスターにも使われた、ユ・シジンがカン・モヨンの靴ひもを結ぶシーンなどが撮影され、炭鉱2鉱区にはオープンセット場があり、ウルク太白部隊の兵舎と医療奉仕チームのメディキューブなどのセット撮影が行われた。

残念ながら、現在見ることができるセットは、大地震のシーンで崩れ落ちた建物(第1鉱区)とソン・ジュンギと部隊員たちが遊撃降下訓練をした貯炭場(第2鉱区)が全てだ。ドラマが事前製作方式である関係で、撮影終了後の昨年11月にオープンセット場を含めて撮影施設のほとんどが撤去されたためだ。

だからといって失望する必要はない。現在、太白市が第2鉱区のオープンセット場を撮影当時の姿のままに復元工事を進行中で、7月にはドラマのセットが完璧に復元される。

現在も第1鉱区のドラマのポスターに登場するソン・ジュンギが、ソン・ヘギョの靴ひもを結ぶ場面が撮影された場所に「太陽の末裔」立て看板が設置されており、撮影現場の入り口で軍服試着体験プログラムも進行している。

太白に続く第2の撮影地は旌善の三炭アートマイン(www.samtanartmine.com)。1964年から38年間運営していたが、2001年閉山した三陟炭座の施設をそのまま活用した美術館を兼ねた文化芸術団地がサムタンアートマインである。

撮影地がそのまま残っていることが最もうれしい。特に三炭アートセンター内のマインギャラリー4は、ソン・ヘギョがテロ集団に拉致されたシーンが撮影された場所。現在「アフロディーテ泡のビーナス展」が開催される展示スペースで、展示スペースの一角にソン・ヘギョが誘拐されたとき座っていた椅子がそのまま残っており、ドラマのファンのためにビームプロジェクターを使ってドラマのシーンも演出され、見る楽しさを加えてくれる。

三炭アートセンター4階のアートレジデンスとレストラン832Lもドラマのファンならぜひ見るべき名所だ。アートレジデンスは、ソン・ジュンギが撮影を待っていた空間で、部屋の片隅にドラマで使われた衣装とソン・ジュンギが休息をとった部屋がそのまま残っており、レストラン832Lにはソン・ヘギョが撮影中の休憩を取った客室が保存されており、ソン・ジュンギとソン・ヘギョのファンなら必須訪問コースだ。

365セーフタウン ドラマ撮影地以外のアトラクションも盛りだくさんだ。太白市には、韓国で初めて安全をテーマに、様々な災害や災害を体験して学ぶことができる安全テーマパーク「365セーフタウン」が、旌善には韓国のグランドキャニオンと呼ばれる、韓半島の地形そっくりに曲がりくねった東江の絶景を息をのむ透明なガラスのU字型展望施設で楽しむことができるアリヒルズスカイウォーク展望台(www.ariihills.co.kr)をはじめ、江原道旌善の昔の住居文化を再現した民俗村であるアラリ村、誰もがギャンブラーになってラッキーセブンの幸運を狙うことができるハイワンリゾートの江原ランドカジノ(www.high1.com)まで、アトラクションがいくらでもあるため、覚えておく価値がある。

 

Information

グローバルローカル旅行コースに選定された「Hello!2018平昌」は、韓国政府文化体育観光部と江原道が共同で▲オリンピック開催地ツアー、▲五輪マーク5ストーリーテリング商品(江陵鏡浦台、平昌五台山、旌善五日市、他)、 ▲祭り連携商品(江陵端午祭、旌善アリラン祭り、平昌マス祭り、他)、▲プレオリンピック(G-1)及びテストイベント商品(競技観戦、スキーフェスティバル、冬祭り、他)の4つの商品を、今年下半期から外国人観光客を対象に広報とプロモーションを進行する予定だ。

| www.gangwon.to

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