空の道でさらに近づいた大邱、カラフルな魅力満載!

2015年04月06日

大邱チンコルモク

関西 – 大邱定期便就航特集

「空の道でさらに近づいた大邱、カラフルな魅力満載!」

個性満点の都市「大邱」を歩く

 

 ソウルのような都会的な雰囲気が漂いながら、韓国伝統の歴史がそのまま残っている、二重の見どころが愛されている大邱広域市。アクセスも簡単だ。ソウル駅から高速鉄道KTXに乗れば1時間50分で到着する。また、今年3月30日、韓国3大LCCの一つであるティーウェイ航空が関西国際空港‐大邱国際空港間の定期便が就航してより身近になった。どこの都市でも会うことができない個性的な観光地が満載なので、人とは違う個性的なアクティビティーを探す人に、大邱はぴったりの理想郷だ。

文/李相直記者

 

 

大邱は韓国の中でも暑い地域として有名だ。これは盆地という地形的な特徴のせいだが、盆地という地域性は、都市と伝統の共存にも一助した。急速に変化した都市化の波の中にありながらも、盆地が持つ閉鎖性によって大邱が持つ歴史的遺産もそっくりそのまま残されたのだ。それに秀麗な山に囲まれて、美しい自然に触れることもできる。大邱シティツアーに出発すれば、大都会とともに、美しい大自然や歴史とも簡単に遭遇できる。

歴史を訪ねるならば、大邱市達城郡(タルソングン)に位置する鹿洞書院(ノクトンソウォン)が代表的だ。韓国より日本でよく知られた遺跡で、文禄の役当時、日本の兵として参戦しながらも、韓国に来た後に韓国人に帰化した日本人、金忠善(キム・チュンソン、1571~1642年)将軍の位牌を奉ったところだ。境内には鹿洞祠(ノクドンサ)と向陽門、遺跡碑などがあり、「韓日友好館」では映像を通じて金忠善将軍の足跡を知ることができる。

街の中心部では西門(ソムン)市場が有名だ。朝鮮時代の中期から形成された西門市場は、大邱城郭の西側に位置していることから西門市場と呼ばれるようになった。8つの区域内に4千余りの店舗が入っている巨大な常設市場で、衣類関連の店の数では韓国第一だといわれる。特に、400店余りが密集した韓服売り場は、秀麗な韓服の魅力を堪能することができるため、「通りの韓服博物館」と呼ばれるほどだ。免税店やデパートで楽しむのが海外旅行先で行うショッピングの基本だが、大邱らしく韓国的なショッピングを求める個性派ならば、ここ西門市場で一風変わった思い出話が作れるはず。

西門市場西門市場02

韓国内で唯一だという独特な博物館もここ大邱で出会うことができる。大邱国際空港から車で10分ほどの距離に位置した方字鍮器(パンチャユギ)博物館がそれで、銅と錫を共に溶かして作った合金を鍛打、あるいは鋳造してつくった韓国伝統器である方字鍮器を展示している。黄色く光る方字鍮器1500点余りとその歴史などを詳しく見ることができ、韓国の歴史ドラマに登場する高級感のある黄金の器の正体が気になっていた人は、ここでその謎が解けるだろう。

方字鍮器博物館

個性満点の通りで近代を味わう

最近韓国内では大邱の都心にある通りや路地が人気だ。新旧が調和した独特の感性と、大邱だからこそ出会える個性的な情緒から、新しい話題を求めるブロガーたちの大邱訪問がぐんと増えたほどだ。現代的な建物の間に、古い路地や文化遺産がそのまま残されており、カメラを片手に路地を歩くだけでも、大邱だけでなく韓国の100年の歴史と遭遇することができる。

大邱の近代100年の歴史をそのまま保存している路地と建物は、大邱の都心に集中している。1938年、大邱市仁橋洞(インギョドン)北城路(プクソンノ)にオープンした「三星商会(サムソンサンフェ)」の旧跡が代表的だ。16.5㎡の小さな麺料理の店から出発して、今は世界的な企業へと成長したサムスングループの発祥地を直接確認することができる。もちろん今では当時の建物はなくなってしまい、その場所と当時の跡を回想できる柱のみが残されているのが惜しいが、グローバルグループのサムスンがこんな小さな麺料理店から出発したという意外な事実を確認できる機会であり、そのまま通り過ぎるには惜しい場所だ。

ソウルと平壌(ピョンヤン)に続き3番目に立てられたゴシック様式聖堂である「桂山(ケサン)聖堂」も見逃せない。1902年に再建された大邱地域で最初の洋式建物で、黒と赤のレンガの調和とラテン十字型の外形が建築美学を充分に感じさせる。

また、「チンコルモク」通りも名物だ。半月堂(パノォルダン)十字路と呼ばれる大邱最大の繁華街の高いビルディングの間に、小さなオアシスのように存在する。以前、大邱地域のお金持ちであった達城(タルソン)徐(ソ)氏一族が集まって住んでいた場所で、韓国併合当時、韓国、日本、中国の様式が混在した建築物と通りが、約100mにわたって保存されており、今でも異国情緒を求める人たちに人気だ。

古い赤レンガで造られた路地も見どころだが、チンコルモクのあちこちにある素朴な食堂やカフェも必須コースだ。伝統家屋をそのまま利用して、食堂なのか一般家庭なのか区分がつかない食堂で出される大邱スタイルのユッケジャンや韓国料理、路地あちこちに隠れて自然に足を留めさせるカフェは、華やかだがありふれたメニューのレストランやコーヒーの店が並ぶソウルとは深さの味が違う。

韓方の魅力触れることができる大邱薬令市(ヤンニャンシ)通りも名物通りの中の一つだ。350年の伝統を持つ韓方薬供給の中心地で、600mの路地の両側に韓方病院、薬業士、韓方医院、人参茶店、薬茶店など350余りの韓方業者が集まっている。呼吸するだけでも元気になるという話があるほどの、韓国を代表する最大・最高の韓方通りだ。

通りを埋める韓方関連の薬剤商や商店を見て回るのも楽しいが、大邱薬令市をしっかりと理解したい人には、薬令市韓医薬文化館がお薦めだ。大邱薬令市の歴史と韓方病院が並んでいる薬令通りの由来、韓方薬料などが展示されており、体験空間では韓方に基づいた健康チェックと韓方足浴体験まで楽しめる。

大邱-令市通

トレンドショッピングが有終の美を飾る

韓国第3の都市・大邱では、ショッピングもソウルに劣らないほど施設が集まっている。中心街である東城路(トンソンノ)には数多くのデパートやショッピングモールが並び、旅行の楽しみも倍となる。大邱最大の繁華街である東城路ではおしゃれなファッション・ショッピングができるため、女性旅行者には超お薦めコースだ。各種衣類売り場や飲食店、カフェなどが密集している若物たちの通りでありながらも、個性があって多様な衣料品店&アクセサリー店らが立ち並ぶ「ヤシコルモク(路地)」では、流行に敏感な大邱ファッションを見ることができ、隣接した「ロデオ通り」では、芸術的でさわやかな雰囲気のカフェやレストランが並んでいて、大邱でのトレンディな一日を楽しむのにぴったりだ。

流行1番地・ソウルがあるのにわざわざ大邱にまでショッピングに行かないといけないのかと疑問に感じる人もいるだろうが、大邱はファッション関係から見ると韓国最高の流行の発信地だ。かなり以前から繊維産業が発達し、衣類などの製造業者も多数が大邱にある関係から、韓国内の他の都市より多様なデザインがいち早く発表され、今でも最新デザインの衣類が開発されると大邱でまず初めに反応を調査するため、ソウルより一歩進んだトレンドに会いたいなら迷うことなく大邱の東城路に向かうが正解だ。価格もソウルより安いこともうれしい。

Information

大邱市まではソウル駅から東大邱駅までKTX を利用すると便利だ。所要時間は1 時間50 分。外国人観光客のためのコールセンターもあり、☎+82-53-1330 で日本語問い合わせが可能だ。また、3月30日から関西空港と大邱空港間の定期便が週5便運行される。関西空港からは月・水・金・日の13:20出発(日曜日は18:50発の2便)と、大邱空港からも月・水・金・日の11:00出発(日曜日は16:30発の2便)が運行。その他大邱市に関する詳しい旅行情報や宿泊情報は、http://tour.daegu.go.kr/jpn またはhttp://www.daegutravel.or.kr/jtour で提供されている。

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