大邱広域市が日本の九州地域や中国地域を回りながら、大邱の観光情報や韓流観光コンテンツの現地広報に乗り出し、話題となっている。

大邱市は今月5月の1ヵ月間、韓国観光公社福岡支社と共に九州一帯を一周する「移動式訪韓観光キャンペーン特別イベント」を実施している。大邱市が訪れる地域は九州の佐賀県、大分県、熊本県、福岡県に加え、中国地域の広島県の5カ所だ。

今回の広報キャンペーンは新型コロナがエンデミックへと転換する段階に入り、日韓間の航空路線運航再開の動きが現れる今年の下半期から両国間観光交流が次第に回復するという期待に従ったものだ。

キャンペーンは貨物車2台が5県を回りながら移動式広報ブースを開き、韓国体験行事と大邱観光コンテンツを知らせる方式で行われている。

大邱市の新しいKカルチャー観光スポットも集中的に広報する。ファンが直接造成した大邱都心内にある「BTS（防弾少年団）Ｖ壁画ストリート」に加え、ドラマ「ヴィンチェンツォ」に登場した大邱オペラハウスと映画撮影地として脚光を浴びている桂山聖堂、寿城池、前山展望台など、大邱の代表的な観光地と大邱の代表するグルメ10個である「大邱10味」も広報し、大邱を直接訪問した気分になるよう野外にブースも設けた。

日程は4月29日と30日の両日間、佐賀県佐賀空港前でキャンペーンを行い、5月3日と4日には大分県で特別広報を行った。

5月14、15日には熊本県ゆめタウンで、21日には福岡県博多港国際ターミナルで広報キャンペーンを行い、最終日程の広島県は5月28日と29日に県内大型ショッピングモールで開催を予定している。

パク·ヒジュン大邱市文化体育観光局長は「日本現地で開催された大邱観光特別キャンペーン行事は訪韓観光旅行再開を知らせる信号弾であると同時に、現地潜在観光客に大邱観光の魅力を知らせる良い契機になるだろう」と話した。

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