「片道5万ウォン」仁川空港発定額型タクシー検討中
韓国政府が輸送事業法の改正を通じて、メーターに出た料金に依存せず、運行区間と時間に応じて定額料金で利用できるタクシーの運行を検討中だ。
改正された輸送事業法に基づいて、これまでメーターの基準でのみ運営することができたタクシーの運行を、特定区間と時間定額運賃による運営が可能となり、これによって、仁川空港からソウル駅まで規定の一律料金で利用が可能となる見通しだ。
韓国政府国土交通省側は「韓国を訪れる様々な乗客ニーズが増加する中、タクシー運賃はメーターが中心で限界がある。空港などで外国人観光客に対する不当な料金徴収事例がいまだにあり、定額運賃制を導入できる法的根拠を準備した」と説明した。
今回の法律改正により、定額型タクシーが運行されると、まちまちだった料金が空港リムジンバスのように定額で利用できるようになる。実際の運行と運賃は、管轄の市・道が決定することになり、運行時の運賃は5万ウォン前後で決定する見通しだ。
一方、時間定額運賃制と関連しては、すでに釜山市が観光タクシーという名前で2015年末に導入している。中型タクシー基準で1時間2万ウォン、1日10時間あたり15万ウォンなど料金を定めて観光客に観光スポットやグルメを案内し、国内外の観光客から好評を得ている。
文/李相直記者
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