[新年の辞]韓国旅行業協会会長 吳敞熙
「韓日両国間の観光交流が絶えず続く年になりますように」
コリアトラベル新聞の読者の皆様、日本の旅行業界関係者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
2020年は、多産と豊かさ、知恵を象徴するネズミの年、庚子年です。
旅行業界にとって、昨年の夏から日韓両国間は厳しい時期を過ごしてきましたが、寒い冬が過ぎれば暖かい春が来るように、この寒さを克服し、日韓両国間の観光交流が絶えず続く年になること願っています。
韓国を訪れる外国人観光客は、旅行業界の皆様の努力により安定して増加が見られています。特に、最近の韓流とK-POP文化のブームから、現地でこれらを楽しもうと韓国を訪問される個人の外国人観光客が増え、韓国旅行の傾向自体が自由旅行へと急速に転換されています。
私たち韓国旅行業協会(KATA)は、これらの訪韓外国人旅行者の傾向に、また様々な課題に沿った政策を実現していく予定です。
外国人観光客がより便利に韓国を旅行することができるように、より体系的かつ実践的な外国語観光案内サービスの提供の必要性を認識し、特に地域観光の活性化のために、高速バスと市内バス車両、ターミナルバス停路線表と鉄道情報などの多言語サービスの拡大に努める一方、韓国旅行業協会が運営する観光通訳案内所の質的成長を通じて、韓国を訪れる外国人観光客一人一人から信頼される施設となるより一層努力していきます。
韓国文化観光を日本にお知らせし、両国間の観光交流の拡大にも努力します。主要旅行博覧会に広報販促団を派遣して韓国を広くお知らせし、 韓日観光交流事業も拡大していきます。
韓国は今「地方観光の活性化」が注目されています。これまでソウルと首都圏に集中していた外国人観光客の需要が自由旅行により拡大され、江原、忠清、大邱、全羅、慶尚など、韓国の魅力的な地方旅行コンテンツに人気が集っています。
韓国旅行業協会は、これらの地方観光の魅力を含め、韓国を観光魅力と旅行インフラの改善に2020年の新年にはさらに努力してまいります。
最後に、今年もコリアトラベル新聞読者の皆様にとってより良い一年になることを希望し、また、韓日両国間の観光交流の増進、そして両国関係がさらに発展することを願っています。
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