2019年の観光都市「康津郡・安山市・蔚山市中区へようこそ」
韓国政府文化体育観光部を通して2019年度の「今年の観光都市」に選ばれた康津(カンジン)郡・安山(アンサン)市・蔚山(ウルサン)市中区の3ヵ自治体が本格的な国内外の観光客の歓迎に入る。
全羅南道康津郡は駕牛島(カウド)、美港・馬良(マリャン)港などの海洋観光と朝鮮時代の丁若鏞(チョン・ヤギョン)の古宅である茶山草堂、ハメル遺跡などの歴史文化はもちろん、独自の農村体験観光プログラムを重点実施する予定である。京畿道安山市は西海岸干潟と始華湖(シファホ)・大阜島(テブド)・豊島(プンド)など多彩な海洋レジャーと生態観光資源をもとに、ソウルから1時間のアクセスで、国内外の観光客を重点誘致する。
蔚山広域市の旧市街である蔚山中区は歴史文化都市の特徴に基づいて、近代通りと伝統市場を中心にマーケティングを展開する。特に、中区内の通りのあちこちに洗練されたアートの要素のデザインを取り入れた現代文化都市観光インフラを造成し、国内外の若年層を重点誘致するという計画である。
「今年の観光都市」事業は、韓国政府が毎年観光の可能性がある自治体を選定し、3年間国費を通して観光客誘致と広報マーケティングをサポートする観光活性化政策事業だ。
文/町野山宏記者
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