2020平昌国際平和映画祭が開幕 – 6月23日まで34カ国・93編の映画を公開

2020年06月19日

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今年で2回目を迎えた2020年平昌(ピョンチャン)国際平和映画祭が6月18日、オリンピックメダルプラザで開幕式を開催しながら映画を通じた世界中に平和のメッセージを発信した。

今回の映画祭は、世界的なコロナファンデミックにより国内外の映画祭の開催が難しい状況の中、韓国内で初めて開かれたもので、安全な映画祭運営のために徹底した防疫と社会的距離の確保、そしてアウトドアプログラムを中心として開催されたのが特徴だといえる。

特に、マルチプレックスを中心とした既存の大都市圏の映画祭とは違い、平昌地域の自然と特色を最大限に活用して平昌大関面フェンギェリ一帯とアルペンシアリゾート、竜平リゾート、月精寺など地域にある空間を活用して、平和メッセージが込められた映画とプログラムを数多く披露する予定だ。

開幕を知らせる開幕式は平昌冬季オリンピックの舞台となったオリンピックメダルプラザ(平昌大関面所在)で、この日6月18日午後8時に映画俳優パク・ソンウンの司会で始められた。開幕式の30分前からイ・ジュンイク監督、チョン・ジヨン監督など韓国を代表する映画監督とチョ・ジヌン、クォン・ヘヒョ、ミン・ドフイなどの俳優たちが小雨が降る中フォトウォールイベントを行い、映画「寄生虫」の音楽監督であるチョン・ジェイルと伽椰琴の演奏者バク・スンアの開幕祝賀公演に続き、開幕作である〈ある数学者の冒険>が上映された。

開幕式でも新型コロナ拡散防止にむけ様々な主催者側の努力が続けられた。新型コロナという史上初めての事態から参加が難しくなっ海外招待者の代わりに、世界中の監督や俳優たちから送られた応援メッセージをスクリーンにて紹介し、多数の来場者が集まることを防止し、開会式の観覧数を半分以下の500人に縮小。そして開会式場入口に健康状態の確認のための問診コーナーと手消毒剤に加えて、体の外面を完全に殺菌する全身消毒器まで準備され注目を集めた。

映画祭を通じては11個のセクションにて34カ国96本の映画を披露する。映画祭公式競争部門である「韓国短編競争」と「国際長編競争」では厳正な事前審査を経て選ばれた国内外の才能ある新人監督たちの作品が紹介され、映画祭固有のセクション「平壌シネマ」と「江原道の力」にて、普段接することのない北朝鮮のコンテンツと地域監督の独創的な作品を楽しめる。

映画祭期間中にはさまざまなトークプログラムも用意される。 <南部軍>ジョン・ジヨン監督のマスタークラス、昨年大きな注目を集めた女性映画監督5人が集まる「女性、映画、トーク」などが映画上映後に開催される。特にイ・オクソプ、ク・キョファン監督とのスペシャルトークが含まれるプログラムは、事前予約開始後21秒で売り切れるなど、その人気が実感させた。

映画祭が開催される江原道平昌一帯では、映画祭と連携した多様な付帯行事も行われる。映画祭の開催期間中、アルペンシアリゾート近くのチロルギャラリーでは「6.15共同宣言20周年記念写真展」が開催され、金大中大統領からはじまり盧武鉉大統領、文在寅大統領へと続く南北首脳交流史の名場面を写真を通じて出会える空間を提供し、オリンピックメダルプラザでは、「ロボタバン雑貨店&北朝鮮生活展」の展示が行われ、北朝鮮の開城空間をテーマにした雑貨や北朝鮮の日常を間接的に体験できる展示が行われる。

開幕式に先立ちアルペンシネマで開催された開幕記者懇談会に出席したムン・ソングン理事長は「16日、北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破するなど南北関係が急激な梗塞局面に入ったことから、平昌国際平和映画祭の意味が歪んでしまったという一部からの見方があるものの、むしろこのような状況であるだけにどれだけ平和が重要なのか、平和というメッセージを込めた平昌国際映画祭がなぜ必要なのかを象徴している」としながら、「厳重な状況だが、このような心構えで映画祭を準備した」と付け加えた。

平昌国際平和映画祭は、今月23日まで開催され、映画祭のプログラムや観覧情報などは公式ホームページ(www.pipff.org)を通じて確認することができる。

 

<写真のキャプション>

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01_有名俳優と監督が参加したフォトウォールイベント。

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02_江原道のキャラクター・ポミと共に入場するチェ・ムンスン江原道知事。

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03_小雨が降る中、500人あまりの観覧客が参加した開幕式全景。

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04_映画祭の防疫対策の一環として導入された全身消毒器。

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05_チロルギャラリーで開催される6.15共同宣言20周年写真展。

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06_写真展を紹介する平昌国際平和映画祭 ムン・ソングン理事長。

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07_北朝鮮の生活や物産などを展示する北朝鮮生活展の展示空間。

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08_開幕記者懇談会で発言するムン・ソングン理事長。右隣は映画俳優兼監督パン・ウンジン進行委員長。

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