俳優カン・ドンウォン（36）が、米国の災害映画「津波LA（Tsunami LA）」の主人公にキャスティングされた。映画配給会社ハンニバルクラシック側は「カン・ドンウォンは最近、米国LAで監督をはじめとする製作陣と会い、出演を確定した」と明らかにした。カン・ドンウォンが海外作品主演を引き受けたのはこれが初めてだ。

「津波LA」は、米国のLAで史上最大の津波が街を襲って大破壊をもたらすという内容の災難映画だ。来年3月から英国とメキシコを行き来しながら撮影が行われる予定である。

監督は「トゥームレイダー」（2001）「メカニック」（2011）「エクスペンダブルズ2」（2012）「ワイルドカード」（2015）を演出したサイモン・ウェスト監督がメガホンを取った。サイモン・ウェスト監督はカン・ドンウォンについて「韓国ですばらしい作品を演じてきた俳優だ。このように優れた俳優を全世界に知らせることができて嬉しい」と語った。

カン・ドンウォンは「この映画で引き受けるキャラクターと、今回のプロジェクトに対して期待が大きい」とし「有能な方々と一緒に仕事ができて光栄だ」と感想を伝えた。

カン・ドンウォンは2016年末に公開されて米国、カナダなど31ヵ国で販売された映画「マスター」に出演し、7月の第16回ニューヨークアジアン映画祭で「隠された時間」でアジアスター賞を受賞している。

今後、国内外を行き来しながら活発な活動を広げる計画だ。カン・ドンウォンは12月27日に封切りする「1987」に特別出演し、「ゴールデンスランバー」の公開を前にしている。現在、キム・ジウン監督の映画「人狼」を撮影中だ。

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