今年の観光都市選定3都市、国内外の観光客誘致始動

2019年03月25日

「2019年韓国旅行、康津・安山・蔚山市中区に来てください!」

2019_올해의관광도시 「2019年度今年の観光都市」に選定された全羅南道・康津郡、京畿道・安山市、蔚山広域市中区の3都市が、本格的な国内外の観光客を迎える準備に入った。

「今年の観光都市」事業は、韓国政府が毎年、観光の可能性がある基礎自治体を選定して、3年間で最大国費25億ウォンを支援し、地域観光産業を育成する政策だ。

まず、全羅南道・康津郡は、2017年康津訪問の年の独自の事業を皮切りに、2019年今年の観光都市に至るまで、3年連続しての観光事業を進めてきただけに、観光の誘致拡大を確信している。

康津郡は昨年、康津湾葦の林に生態の道を造成し、観光インフラを重点構築したのはもちろん、駕牛島吊り橋と連携して青磁展望台と約1㎞に及ぶ海上下降体験施設ジップトラックまで完成して、自然&アウトドア観光地としてのインフラを構築しただけでなく、康津湾生態公園周辺に様々な生態体験館、学習館、レジャー施設などを追加推進し、国内外の観光客を康津に呼び集める計画である。

特に、康津郡は2019年今年の観光都市の成功開催のために、指定飲食店も運営する。レストラン490ヵ所のうち、優秀な店20ヵ所を選定して、康津を訪れる観光客に最高レベルの快適さを提供する計画だ。指定飲食店は7月から運営される。

ソウルから1時間の距離に位置する京畿道・安山市は、2019年今年の観光都市事業を通じて、既存の産業都市のイメージから脱皮し、観光都市としてのイメージ変身を図る。

安山市は西海岸の干潟、塩田、ガラス工芸、紙工芸、陶芸、乗馬、ヨット、生態トレッキングなど、ユニークな体験をすることができる豊富な生態資源を保有して、観光都市として発展することができる高い可能性を秘めており、特に、安山市の代表的な生態観光地である大阜島を中心に、ウォーキングコースである「大阜ヘソル道」、150種20万羽の渡り鳥を観察することができる「大松湿地」、西海岸の美しい夕日と大阜島の秘境を鑑賞できる「九峰島夕日展望台」、海が割れる神秘的な現象を鑑賞できる「炭島海の道」、首都圏最大規模の「安山葦湿地公園」などを重点広報し、首都圏から簡単に訪ねられる海洋生態観光都市を前面広報する。

蔚山広域市中区は、公式キャラクターである「蔚山クネギ」を活用した「蔚山クネギと一緒に行く面白い中区の旅」をコンセプトに、計4ヵ分野11の細部事業を通じて観光客を迎える計画だ。
元都心一円にオブジェと公共施設を芸術化したアートオブジェを設置し、昨年実施した小確幸プログラム、ルーフトップ「The画廊」事業を拡大運営する。また、「蔚山クネギ観光資源化プロジェクト」の一環でレトロ写真館を運営して、元都心を訪れた観光客がレトロな衣装を着て路地のあちこちを巡り、過去に旅立つ体験プログラムも運営する。

この他にも大衆的な人気の高い蔚山クネギのキャラクターコラボデザイン商品を発掘・製作して販売し、昨年3回行われた蔚山クネギ・セミミュージカルを8回に拡大して、蔚山広域市中区を訪れる観光客に見どころも提供する。

今年の観光都市の詳細なイベントや旅行情報は、康津郡(http://www.gangjin.go.kr/culture)、安山市(https://tourinfo.iansan.net)、蔚山中区(http://www.junggu.ulsan.kr/tour)の各都市別観光公式ホームページを通じて確認できる。

文/李相直記者

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