江原道、コリアン・フード・コラムニスト八田靖史氏を招待し、江原道グルメ紹介

2019年09月05日

江原道の8ヵ都市を探訪、代表グルメをSNS・ユーチューブで発信

2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック開催都市として名を知らしめた韓国を代表する観光都市・江原道が日本人観光客に対する江原道観光広報のためにコリアン・フード・コラムニストとして人気の高い八田靖史氏を招待し、7月14日から16日までの3日間、江原道の主要都市のグルメと見どころを探訪する取材支援事業を行った。

今回の事業は、日本国内で韓国料理に関しては圧倒的な影響力を持つ八田氏を通じて、江原道でなければ味わえない郷土料理と訪問都市の観光スポットを紹介、八田氏のファンや韓国に関心がある多くの人々を対象に江原道の魅力を広報することを目的として企画され、取材の3日間、束草、江陵、太白、旌善、平昌、横城、原州、寧越の江原道内の8ヵ都市を巡る日程で行われた。

 

コリアン・フード・コラムニストとして人気の高い八田靖史氏

コリアン・フード・コラムニストとして人気の高い八田靖史氏

 

取材を通じて、アザミの葉のごはん(旌善)と韓牛(太白)、干しダラ焼き魚定食(平昌)などの代表的な江原道グルメに加え、参鶏湯ベースにアワビ、ホンゲ(ベニズワイガニ)、タコなどの江原道を代表する海産物を入れた「海鶏湯(ヘゲタン/江陵)」や、韓国のコーヒー愛好家に人気のあるカフェ「テラロサ」(江陵)、スープたっぷりの異色タッカルビの「ムルタッカルビ」(太白)、100%炭で焼き上げる炭焼き窯のサムギョプサル(原州)など、最近注目されている江原道グルメ10数所を紹介し、溟州郡王陵(カンヌン)、石炭博物館(太白)、雉岳山炭焼き窯サウナ(原州)などの江原道の注目観光地も巡った。

 

旌善オルムチ・カフェを訪ねる八田靖史氏

旌善オルムチ・カフェを訪ねる八田靖史氏

 

14日、江陵を訪れて、サムゲタンにさまざまな魚介類を入れた名物「海鶏湯」を味わった八田氏は「あわびとホンゲ、タコ、ムール貝など江原道の海で獲れた魚介類が、食べ慣れた参鶏湯に加わった、江原道の港町らしい贅沢な鍋」と絶賛した。また、16日には炭鉱の村で栄えた都市・太白らしく、練炭で韓牛を焼いて楽しむ「テソン実費食堂」を訪ね、「炭鉱で働いていた鉱夫たちが味わった方式そのままの、昔ながらの練炭で韓牛を焼いて楽しむスタイルが、江原道でなければ味わえない格別さを残している」と江原道ならでは料理を高く評価した。

今回、八田氏の取材内容は、「江原道の料理」というタイトルで、本人のYouTubeチャンネル「八田靖史の韓食動画」やブログ「韓食生活(http://www.kansyoku-life.com/)」を通してシリーズで発信される予定だ。

 

炭焼き窯のサムギョプサルを取材する八田靖史氏

炭焼き窯のサムギョプサルを取材する八田靖史氏

 

イベントを主催した江原道庁代弁人室は「江原道ならではの競争力であり強みである名物料理を、日本の有名フードコラムニストを通して日本に広報し、平昌冬季オリンピック・パラリンピックを通じて高まった江原道の知名度をさらに拡散させ、グルメをを通じて日本人観光客が江原道を訪れるきっかけをつくろうとイベントを企画した」とし、「江原道を訪れてこそ味わえる本場料理を通じて江原道の魅力が日本国内に拡大される契機になってほしい」と語った。
一方、江原道は日本に江原道の地域紹介や観光の魅力などを紹介する江原道庁公式日本語ブログ(https://ameblo.jp/yokosogangwondo/)とフェイスブック(https://business.facebook.com/yokosogangwondo/)を運営、日本への広報に力を入れている。

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