ついにオープン!大鳳山(テボンサン)休養バレー

2021年05月12日

慶尚南道(キョンサンナンド)の内陸に位置する咸陽(ハミャン)郡。今年2021年9月10日から2021咸陽人参アンチエイジングエキスポの開催都市として、その名が広く知られる場所です。

こんな咸陽郡に韓国国内最大級の山岳観光アトラクション・ヒーリング体験、そしてキャンプや宿泊体験までできるのが、今日ご紹介する咸陽の大鳳山(テボンサン)休養バレーです。

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ここは4月21日に公式オープンし、オープンと同時にメインアトラクションであるモノレールとジップライン、そして宿泊施設まで予約がオープンと同時に完売するなど、人気がすごいことになっている咸陽大鳳山休養バレーの魅力と楽しみ方をご紹介します!

 

咸陽大鳳山休養バレーというネーミングからもわかるように、施設のすべてが咸陽郡の名山として挙げられる大鳳山のふもと位置しています。

太鳳山は慶尚南道咸陽郡に位置する標高1,228mの高さの山です。山が多い咸陽郡内でも名山と言われる所で、頂上に登ると智異山天王峰を筆頭に、智異山の裾の山を屏風のように眺めることができ、登山家たちの間で有名な場所です。

 

そんな山に特化した新概念の自然観光団地育成の大鳳山休養バレーが大鳳山裾に鳳凰のように渡り位置しています。特に、先に紹介した2021咸陽人参アンチエイジングエキスポの第2会場(*第1会場は上林公園一帯)としても活用されて咸陽郡の魅力を全国に誇る予定です。

 

大鳳山山裾の右側には、モノレールとジップラインなどの山岳アトラクションがいっぱいの太鳳山スカイランドが、左側には森の中のプレミアムヒーリング宿泊が可能な太鳳山キャンプランドがそれぞれ位置しています。

咸陽の大鳳山休養バレーまでの交通も便利です。咸陽郡市内咸陽市外バスターミナルからはタクシーで15分で到着でき(路線バスも運行中)、マイカー利用時には西咸陽ICが開通してわずか5分で咸陽の大鳳山休養バレーに到着することができます。

ソウルの江南・ヤンジェから出発基準、たった3時間で咸陽の大鳳山休養バレーまで行くことができるので、慶尚南道圏はもちろん、ソウルと首都圏の旅行者もより気軽に訪問できます。

 

それではまず、大鳳山の右側に位置する新概念の山岳観光団地、太鳳山スカイランドから見てみましょう。

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無料シャトルバス下車すぐチケット窓口につながり、動線も便利です。太鳳山スカイランド利用システムは、簡単です。モノレールだけ往復か片道か(上/下り)を選び、、上りはモノレールで、下りはジップラインで降りてくるのも選択できます。

ただ、ジップラインのみ予約して楽しむことはできません。ジップライン乗り場の頂上まで無条件モノレールに乗っていく必要があるので、ジップライン利用時にはモノレール片道利用料が含まれることになります。

料金はモノレール往復は大人基準12,000ウォン、ジップラインにはモノレールの片道料金が含まれ46,000ウォン。

ジップラインを乗ることが生まれて初めてで緊張するものの、その緊張の理由の一つは、「誓約書」です。搭乗前に、まず最初にこの誓約書を作成するのに安全責任の義務とかいろいろ注意事項がぎっしり書かれています。通常的なのものなものの、手書きの署名が記入して、誓約書の作成が完了したら、本格的な安全教育が行われます。

搭乗前に、約20分にわたってジップライン搭乗のためのベルトとワイヤなどの機器の摩耗と安全教育を受けます。5つのコースに至るジップラインコースの紹介とジップライン搭乗時の注意点を重点的に説明を受けます。

嬉しいのは、スマートフォンなどのカメラを持って乗ることができるという点。ジップラインに乗って滑って降りながら、動画や写真撮影が可能なものの、1つ注意すべき点は、スマートフォンやカメラを落とすと、補償も回収も不可能な点です。

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ジップラインに乗りながら動画や写真を残したいなら、事前に頑丈な自撮り棒やストラップなどでカメラが手から落ちないように、あらかじめ準備しておく必要があります!
安全教育が終わったらすぐに二階のモノレール乗り場に移動し、太鳳山モノレールに乗車します。1両の定員は8人乗りなものの、現在は新型コロナ感染症の拡散を防止するために、最大4人まで搭乗が可能なように運営しています。 乗り場を出発したモノレールはゆっくりとレールを走っていきます。

モノレールコース全長は3.93kmで、国内最長の距離モノレールです。速度も人が歩くレベルでゆっくりと上昇し、片道約35分かかり、往復だと約65分かかるという手ごわい長さを誇ります。大鳳山の山裾を楽しみながら35分を登ると、ついに太鳳山スカイランドの上、標高1,224mの大鳳山天王上部の乗り場に到着します。

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ここで一度、すべての乗客が降りて大鳳山の風景を展望台から見ることができます。

モノレール往復利用者であれば、ここで降りて景色を楽しんで、好きな時間帯の次のモノレールに乗って下山します。

ジップラインの利用客は、ここの展望台から階段を下り、ジップライン出発場所に向かうます。

太鳳山ジップラインは、国内はもちろん、世界最長の距離を誇りますが、なんと総延長3.27km、高度は1,228mの歴代級のスケールです。コースは5つのコースであり、ジグザグ形に3.27kmを降りていくようになります。

何より3コースと4コースは大鳳山の頂上を横切る最長コースで、太鳳山ジップラインのメインコースです。ドキドキしながら出発地点に立つと一瞬でいろんな考えが浮かぶほど。。。

出発台に立つと、手馴れたジップラインのスタッフがハーネスの締め付け状態を確認してくれて、リングにワイヤとハーネスを結合してくれます。

ジップラインはバンジージャンプのように恐怖心を刺激する体験ではありません。

スタッフは恐怖心を誘発しないように、安全で楽しくプレーできるように、搭乗者の立場から詳細に気を使ってくれます。出発の準備が完了したら、着陸地点の安全を確認した後、電動ゲートが開いたら、飛んでみましょう!注意すべき点は、たった一つ! 「絶対上部鉄線に手を触れないこと!」「出発!」というスタッフの声にあわせて足を浮かばせると、ワイヤーの回る音と共に自由落下がスタート。

速度は、合計5つのコースに応じて異なりますが、後ろから風が吹くと、最大時速120kmに迫るます。もちろん完璧な設計で着陸地点近くでは、十分に自然減速が行われる点もポイント。

着陸地点に近づくと流用スタッフがワイヤに付着した電動集計を乗客の下降速度と衝撃を最小限にする点で上手く移動させて乗客のプーリーを聞いて流用まで引き出してくれます。

滑車を「ガチャ」という大きな音とともに軽く衝撃が発生するが、最初にだけ少し驚い以降のコースでは、すぐに慣れます。 各コースごとに、また、その日の風量と風向に応じて乗る姿勢も少しずつ異なります。

傾斜が高い3つのコースの場合、風の抵抗を最大限に得るために腕と足の両方を伸ばし最大限風の抵抗を大きく受ける姿勢で乗ることがよく、長さが最も長く、終盤に傾斜が緩やかになる4コースの場合は、できるだけ弾力飛行可能なように体を丸めて風の抵抗を最小限にする飛行姿勢が良いそうです。

逆風が吹いたり、後ろから風が吹いても、それに応じ上手なスタッフが飛行姿勢をよく知らくれたらスタッフの言葉に耳を傾けるとなります。

最後の5コースまで終了したら、最初に安全教育を受けた下部乗り場に到着します。

ハーネスとヘルメットなどの安全装具を返却すれば終わり!

5つのコースで燃え尽きた後は、足ががくがく…(ですが、その夜は熟睡です)

ちなみに、ジップラインを途中で放棄する場合には、回送するモノレールを通じて下山することとなり、未搭乗によるジップラインの返金は行われません。この点、ご注意してください!

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