五感が楽しい超大型モーリングパークの登場!

24時間が楽しい!
ロッテモール金浦空港

ロッテ百貨店でブランドショッピングを楽しみ、ロッテショッピングモールではファッションとコスメ、グルメを楽しみ、ロッテシネマでは最新の韓国映画を満喫する。これだけではない。滑走路が見下ろせるロッテシティホテルで宿泊し、帰国途にはロッテマートでショッピングまでワンストップで楽しめる。金浦空港の目の前、超大型マルチプレックスショッピングモール、ロッテモール金浦空港は、韓国旅行でのお楽しみをまた一つプレゼントしてくれる特別な場所だ。
文／大成直子記者

金浦空港の国際線ターミナルを出るとすぐ、目の前に巨大なロッテモールがその姿を表わす。ロッテ百貨店を中心に、ロッテマート、ロッテショッピングモール、ロッテシネマ、ロッテシティホテルなど、ロッテのブランドたちのショッピング施設とホテルが一つの空間に集約された、韓国最大のライフスタイル型のモーリングパーク（MallingPark）だ。
空港とダイレクトに連結されているので迷うこともない。日本との定期便が数多く就航する金浦空港の国際線ターミナルからロッテモールまでは、たったの１５０余メートル。国際線ターミナルの玄関口を出て２車線の道路を渡れば、すぐに巨大なロッテモール金浦空港となるため、空港内の免税店を楽しむ感覚そのままで、超大型なショッピングモールを満喫できるわけだ。
ロッテモールのランドマーク格である円筒形のロッテ百貨店が最初に歓迎してくれる。地下２階に位置したプレミアム食品売り場をはじめ、ファッション雑貨（地下１階）、化粧品および海外ブランド（１階）、女性カジュアル（２階）、女性スーツ・ゴルフ（３階）、男性ファッション・アウトドア（４階）、キッズ・家庭用品（５階）等、ロッテ百貨店の名声そのままのプレミアムファッションから名品コスメティック、そしてファミリーショッピング客のための食品館など、国内・外利用客のための多様なカテゴリーでいっぱいだ。
ロッテ百貨店の最上層に位置した空の庭園が特に見どころだ。野外空間であるだけに今は寒く感じるが、金浦空港の滑走路が眺望でき、飛行機の離着陸を空の近くで楽しめるため、子供たちと共に訪れるにもぴったりだ。
デパートもよいが、旅行客ならばデパート地下１階と２階からダイレクトに連結されている複合ショッピングモールの「ロッテショッピングモール」も楽しい。ＺＡＲＡ、Ｈ＆Ｍ、ユニクロ等のファーストファッションブランドの超大型売り場に加え、韓国で初めてリリースされるフレンチコネクション、ジンポリー、キャスキッドソン、ＤＡＹ、ビクトリノックス等のブランドまで入店し、90余個ものショップが並ぶ。
日本人観光客に人気の高い韓国ファッション＆コスメブランドもたっぷり準備されている。外国人観光客の需要を考慮し中国と日本人観光客が最も多く訪れるソウルの明洞一帯のブランドを大挙入店させ、ソウル都心と変わらない多彩なブランドと出会えるため、人でいっぱいの明洞を迷いながら歩く必要がない。
ショッピングモールの中にある差別化された設計も見どころだ。地下ショッピングモールの内部には高さ７～８ｍにも達する木を植え、天井のガラスを通じて自然の光が入ってくる空間設計はもちろん、お手洗いを含み、すべての施設にユニバーサルデザインを採用。底は一流ホテルを連想させるカーベットが敷かれている。長く歩かなければならないショッピングモールの特性上、ショッピング客の疲労まで考慮した配慮だ。

口が楽しいレストランも忘れてはいけない。Din Tai Fung、TGI.F、Mad for Garlic、寿司広場などのダイニング級レストランや伝統韓国飲料、フランスのベーカリーまでと多様なコンセプトのカフェ＆デリー売り場もたっぷりで、ショッピングの中間休憩に利用しやすい。
ロッテ百貨店地下にある食品館内のフードコートに加え、ロッテショッピングモールの地下１階と２階にレストランがたっぷりあるが、外国人観光客ならば韓国料理の専門テーマ通りである「韓国料理ソダムギル」を訪れてみよう。60～70年代へタイムトラベルしたようなインテリアが特徴の韓国料理専門のフードテーマパークで、５代目となる伝統プルコギ店「プルコギ名家」をはじめ、水刺間（王様の料理を作る台所）の宮中鶏料理が味わえる「宮中タッチマ」や、50年の伝統の全州ビビンパの店「チョンジュオク」、正統咸興（ハムフン）冷麺の味を楽しめる「咸興麺家」等、韓国料理を代表する60種類余りものメニューを一ヶ所で楽しむことができる。
日本人観光客に特に人気のロッテマートも、ロッテモール金浦空港内にあるため、少しだけ足を伸ばすだけで訪問できる。キムチとラーメン、焼酎、伝統韓菓などの韓国の多彩な食料品と雑貨が常に割引販売されている。また、ロッテマートのすぐ上の階には多数の最新電子製品が一ヵ所に集められた家電量販店「デジタルパーク」や、おもちゃ専門店である「トイザらス」もあり、見所たっぷりだ。
マートを出れば、たったの５分ほどで国際線ターミナルに到着できるので、帰国前の最後のショッピングを余裕を持って楽しみたい人たちにはこれ以上にないショッピングコースだといえる。

宿泊して映画も見て、格別な楽しみがいっぱい

一日では見足りないロッテモール金浦空港を、もっとゆっくりと楽しみたいのならば、ソウルの都心にあるホテルから離れ、空港と隣り合った異色なホテルでの一夜を選択するのも良い。
ロッテホテルの名声そのままのシティホテルとして再誕生したロッテシティホテルは、洗練された感覚のプレミアムシティホテルとして、ソウル旅行の最後の夜を送ったり、ソウル都心への接近性も便利でソウルを訪ねる旅行客が宿泊するにもふさわしいホテルだ。
各客室はロッテホテルというブランドが現れるような名品ばかりだ。最も低い等級のスタンダードルームも約８坪もの余裕ある空間に、超大型40インチ最新ＬＥＤＴＶが装着され、お手洗いには高級アメニティグッズに加えてビデとバスローブまで準備され、24時間無料インターネットサービスと無料ミネラルウォーター、個人金庫が共通サービスとして提供される。
客室から眺められる風景も一品だ。空港が直ぐ前にあるため朝・夕方に金浦空港から飛び立ち、着地する飛行機が眺められるので、空港のスカイラウンジの気分をホテルのルームで感じることができる。早朝、滑走路から空へ飛び立つ飛行機を、ベッドに横になりながら眺める贅沢な体験もロッテシティホテル金浦空港店では実現される。
スタンダードダブル、シュペリアダブル、スタンダードツインに加えて、韓国的な情緒と文化を入れたオンドルルームなど総８タイプ、１９７個客室が準備されているので選択の幅も多い。
ホテルに宿泊する旅行客ならば深夜に一本の映画を楽しむことをお勧めしたい。ホテルと向き合った最新設備のマルチプレックス劇場のロッテシネマがあるので、気軽に訪ねることができる。ロッテシネマは総10ヶ館に２０００席余りの超大型映画館だ。最新の３Ｄはもちろん、４Ｄシネマにも対応できる最先端映像設備と音響設備を自慢して、プレミアム＆プライベートシネマであるシャロッテ館も運営されていて、スターたちが直接観客と出会う試写会も多く開催される。ホテルでゆったりと休むのもよし、大好きな韓流スターが登場する最新韓国映画を見て楽しむのもよし。帰りの交通を心配せず、普段よりゆったりとした夜が楽しめるのがうれしい。

Information

ロッテモール金浦空港は金浦空港国際線ターミナルから徒歩5分の距離にある。ソウル都心からは地下鉄5号線、または空港鉄道を利用して金浦空港駅で下車すれば連結されていて探しやすい。営業時間はロッテ百貨店が午前10時30分から夕方8時まで、ロッテショッピングモールは夜10時までオープンしており、ロッテマートは午前10時から深夜12時まで利用することができる。ロッテシティホテルの宿泊料金は2人宿泊でスタンダードルーム基準21万ウォンと経済的だ。