すごい勇気を出して、決意する人がほとんどの整形手術。

30代の会社員の金氏は、悩んだ末、鼻を高くする整形手術を受けた。手術への恐怖があったが、相談予約時から手術当日まで整形外科スタッフが頻繁に連絡をしてくれたため、勇気を出して無事に手術を終えた。ところが、手術後の気になる点が生じ、担当職員に連絡したところ、数日間回答がされなかった。結局、病院に直接電話して、手術の内容や経過など、これまであったことを全部はじめから説明しなければならなかった。

韓国は整形先進国だ。優れた医術に臨床経験などが豊富で、海外でも整形手術を受けるためにわざわざ観光に来るほど。しかし、手術後のアフターケアシステムは、高度な韓国整形医術を裏付けていないといえる。

実際に国内整形外科手術を受けた経験者10人のうち5人はアフターケアに満足していないことが分かった。美容整形病院のid美容外科で整形手術経験者698人を対象にオンライン調査を実施したが、「整形手術後の外観の改善とケアに満足か」という質問に対して「外見は満足だが、ケアは満足していない」という回答が39.3％と最も多かった。

次に、「ルックス・ケアの両方に満足している」という回答が32.7％、「外見は満足していないが、ケアは満足している」は19.6％、「ルックス・ケアの両方に満足できていない」は8.5％の順だった。ケアに満足していないとの回答を見ると、47.8％と半分に迫る。

そんな中、韓国のいくつかの整形外科病院では、アフターケアの問題点を認識し、改善に乗り出している。様々な患者ケアシステムを導入して、手術後の管理も整形手術の一環とみるためだ。

id美容外科では「24hアフターコールセンター」、「1対1アフタープランナー」「アフターケオジョン」などのシステムを今年の5月から導入した。

24hアフターコールセンターは、手術後の緊急事態や患者との円滑なコミュニケーションのために専門医療陣が24時間待機する。患者はコールセンターを介して知りたい悩みをすぐに解消することができる。今まで深夜の緊急時に病院とのコミュニケーションができないことから、良く知りもしないインターネットの内容のみに依存しなければならいた患者の危険性を減らすことができる。

1対1のアフター・プランナーは、患者1人当たり1人のビューティプランナーを担当させるもの。中間に担当者が変わって不便だった既存の状況を最小限に抑えるため1人のプランナーが密着担当し手術後の6ヶ月間のケアを担当する。

アフターケオジョンは治療・回復・ブーストアップケアに細分化してステップ専門の管理を実施する。管理は、手術科目別の差別化を置いて、各手術に適した特化したケアを行う。

パク・サンフンid美容外科代表院長（整形外科専門の）は、「韓国整形医術はとても速い速度で発展したが、それに合わせてアフターケアは裏付けされなかったのが事実」とし「これは非保険診療の整形外科の特殊性が生んだ慢性的な問題”だと述べた。

そして「整形手術は、患者個人の体質・環境・皮膚などによって結果が変わることがあるが、腫れや傷など敏感な要素は、アフターケアで十分なコントロールが可能だ」とし、「今後、患者に必要なサービスを手術前後の同じ提供しようとする」と説明した。

https://jp.idhospital.com/?id_korea

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