忠南扶余（プヨ）郡の百済泗沘（ペクチェ・サビ）土城仮想体験館が扶余の新しい観光名所として浮上している。

この百済泗沘とは、古代朝鮮・百済（538年~660年）の首都として、現在の扶余郡にあったところだ。

泗沘土城仮想体験館は、ユネスコ世界遺産百済歴史遺跡地区である扶余軍の文化財を鑑賞して体験できる歴史、文化体験展示場として、2018年11月から運営されている。この仮想体験館は、扶蘇山城の入り口にある旧国立部女博物館の建物に位置している。

扶余観光に先立ち、必ず観覧すべき場所として、口コミを通じて多くの観覧客が訪問するホットプレースだ。

仮想体験館には1400年余り前、古代東アジア文化を開花した百済泗沘土城の姿が仮想現実（VR）、拡張現実（AR）、コンバージェンスアート、ホログラムなどの最先端の科学技術によって復活させたコンテンツでいっぱいだ。

展示館には人工知能デジタル館、泗沘土城の秘密を開け、泗沘百済と出会う、泗沘土城百済の夢を描け、黄金の鳥と一緒に飛ぼう、泗沘仁になってみようなど、多彩なプログラムが用意されている。

特に、扶余郡代表マスコットであるクムドンイが人工知能技術を適用したホログラムドーセントに再誕生し、クムドンイを通じて百済の歴史に関する数々の話を聞くことができる。

モーション認識ゲームである黄金の鳥と一緒に飛ぼうをつうじて、過去の泗沘を黄金の鳥になって直接泗沘城の上を飛びスコアを獲得するゲーム形式の体験コーナーは、子供たちから大きな人気を集めている。

2階のコンバージェンスアート館では百済泗沘時代の絢爛な遺産を美学的、現代的に解釈し、感覚的映像で再現したコンバージェンスアート展示映像とメディアアート作品を鑑賞することができる。

特に空から見た泗沘土城、扶余コーナーは泗沘土城仮想体験館のメインコーナー。飛行機の動きに沿って連動する4Dライドフィルムを通じて、飛行機に乗って扶余の主要文化遺産を振り返り、まるで飛び回るような体験を楽しむことができる。

定林寺（チョンリムサ）へと向かう時間旅行コーナーでは、360度VR仮想現実技術で復元された定林寺の姿を眺めながら体験できる空間が設けられ、実感する体験が可能だ。

料金は大人と青少年は1,000ウォン、小学生は500ウォン。満6歳以下の子供と満65歳の老人は無料だ。その他の詳細な問い合わせは、泗沘土城仮想体験館（041-830-2930）

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